さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第35号
駐日ブルネイ大使のアットホームなおもてなしに感激
国立研究開発法人科学技術振興機構
第5グループで来日中のブルネイ・ダルサラーム国の高校生10名と引率者2名が、本日、駐日ブルネイ全権大使のハジ・マハムード・ビン・ハジ・アハマド閣下を表敬訪問しました。
大使は高校生たちに言葉をかけて迎えられたあと、ブルネイ料理のランチとお菓子でもてなして下さいました。日本に到着して5日目になり、高校生たちも母国の味が恋しくなる頃なのか、皆、大使の心遣いに感激しながら、舌鼓を打っていました。
大使曰く、イスラム国家であるブルネイでは断食月(ラマダン)が終了したあと、お互いの家族や友人を自宅に招き、沢山の料理でもてなす「オープンハウス」と呼ばれるパーティを開くとのことで、ちょうど今年のラマダンも2週間前に明け、同じスタイルで今回、準備をされたとのことでした。
高校生に対して大使は「日本では、人の規律正しいところ、あたたかさ、安全なところなど、私たちが学ぶべきことが多い国なので、日本を訪問した今回の機会を生かして、これからも日本との交流を深めていって欲しい。また、日本からもブルネイを訪問する学生が増えて、相互交流が活発になることを望んでいます」と話されました。
また、大使は「私には2人の息子と2人の娘がいるが、16歳の娘は4回も日本に遊びに来ている。浴衣の着付や浅草見物を楽しみ、大好きなおにぎりを買いに、深夜に一人でコンビニに行ったりする。そんなことは他国では心配で行かせてあげられないが、日本では安心していられるので、素晴らしいことだ。」と身近なご家族のエピソードまで話してくださいました。
最後に大使館前で記念撮影