2015年度活動レポート(一般公募コース)第4号
西安交通大学の学部生10名が東京理科大学を訪問
(その1:光触媒国際研究センターと文化交流)
東京理科大学 理工学部
さくらサイエンスプログラムの招へいによる中国・西安交通大学の学部生10名・教員1名を迎えて、10日間(7/6~7/15)のプログラムがスタートしました。
来日翌日の7月7日には早速、東京理科大野田キャンパスにある光触媒国際研究センターを見学し、センター長でもある東京理科大学学長・藤嶋昭先生と会見しました。藤嶋学長からは、年々研究が盛んとなっている光触媒の歴史や先端技術を題材とする「How to Enjoy Science」のレクチャーを受けました。学生らはダイナミックに進む科学や研究の醍醐味を味わうことができました。
同日午後は、趣向を変えて「日本語」や「邦楽:三味線」といった日本文化について、特別講師を招いてセミナーを開きました。日本語を習ったり日本の弦楽器である三味線に触れて、日本文化の奥深さと美しさを肌で感じとりました。夕刻には、来日した学生らをサポートする東京理科大学の学生スタッフとの交流の機会を設けました。若者同士すぐさま打ち解けている様子が印象的でした。
7月8日は、東京・お台場の日本科学未来館を訪問しました。ロボット・生命・地球などをテーマとした展示物を見るだけでなく、デモンストレーションを通して科学を体感し、コミュニケ―ターの方々へ積極的に質問をしていました。次の訪問先、先端技術で東京の環境を支えている有明清掃工場でも学生らの興味は留まることを知らず、予定時間をオーバーしながらも、スタッフの方に絶えず質問をして、沢山のことを吸収していました。