2014年度 活動レポート 第2号:ソウル大学 Kanghoon Yim

修了者・教員らからの声 第2号

刺激的で新知識を蓄積できた学生ワークショップ
ソウル大学 材料工学部博士課程 Kanghoon Yim

執筆者プロフィール

[氏名]:
Kanghoon Yim
[所属]:
ソウル大学材料工学部博士課程
[略歴]:
ソウル大学校在学中、材料特性理論と材料計算分野の博士号を取得の見込み。(Seungwu Han教授に師事)

さくらサイエンスプログラム実施内容について

研修した大学 東京大学
招へいされた人 中国・清華大学、韓国・ソウル国立大学から学生19人
実施した期間 2014年10月15日から8日間
 

1.さくらサイエンスプログラムの参加について

主な研究テーマは第一原理計算によるデータを使用したハイスループット・スクリーニングである。透明導電性酸化物(TCO)を主として、数個の酸化物に含まれる材料特性についても研究を行っている。東京大学など日本の大学で私の研究分野ならびに類似の分野に興味を持っている専門知識を有する学生たちと情報交換・意見交換を行った。

 
 
 

東京大学と物質・材料研究機構(NIMS)が準備してくださったプログラムはどれも大変刺激的で、新たな経験を積むことができました。

学生ワークショップは非常に有益で、アイデアを共有したり新しい友人を作る素晴らしい機会となり、毎晩の食事では、日本食を楽しむこともできました。
また、私は理論を主に研究しており、普段から実験器具が実際に使われる様子を目にすることはあまりなかったので、研究所の見学は特に印象に残りました。

素晴らしい経験をすることができましたし、大変有益なプログラムだったと感じています。週末の観光も忘れることのできない楽しいものでした。

2.さくらサイエンスプログラムに対する希望

お互いを知り一緒に楽しむには十分でしたが、意見交換をできる時間がもっとあればいいと感じました。参加した学生はそれぞれ異なったテーマや興味を持っているので、全体講義の後に学生を大まかなカテゴリーでグループに分け、グループ内で意見交換をすることができればより効果的な活動となると思いました。