2014年度 活動レポート 第19号:マレーシア国立サラワク大学 Anis Afiqah binti Ab Aziz

修了者・教員らからの声 第19号

燃料電池技術開発状況を学び
東芝の研究開発センターやSPring-8を見学

Anis Afiqah binti Ab Aziz
マレーシア国立サラワク大学4年

さくらサイエンスプログラム実施内容について

研修した大学 電気通信大学
招へいされた人 タイのモンクット王工科大学ラカバン校(KMITL)、泰日工業大学(TNI)、ベトナム国立科学技術大学(VNU-UET)、マレーシア・マルチメディア大学(MMU)、国立サラワク大学(UNIMAS)、インドネシア・バンドン工業大学(ITB)から10人の学生
実施した期間 2014年11月16日~21日
 

1.電通大では先端レーザー技術などを学ぶ

ASEAN諸国の6か国から10人の学生が参加し、将来の低炭素社会に向けた日本の先端科学技術の多くを学ぶことができました。
電気通信大学では、最新の燃料電池技術、先端レーザー技術、先端無線通信技術という3つの技術について学び、それぞれの技術を専門とする教授陣の講義を聴講しました。

無線通信の講義では、インターネット接続に関連した高度な技術を学びました。通信障害や、想定外のトラブルを低減しようとする次世代の無線通信システムは、とても興味深いものでした。
マレーシアでは見ることのなかった最新のレーザー技術には、目を見張るものがありました。
燃料電池の講義では、開発状況を学ぶことができ、燃料電池車のエネルギー効率を向上させ、大気汚染を減らすための研究が続けられていることを知りました。

東芝の研究開発センターでは、輸送機関のエネルギー効率向上に関連した技術開発を見学し、東芝未来科学館では東芝の技術向上の歴史を学びました。
第3世代放射光施設SPring-8を訪れ、X線照射を用いた様々な研究を見学し、実験室も見学させて頂きました。また、電気通信大の研究者の方々によるX線照射を用いた燃料電池の実験を見学しました。SPring-8の最新の巨大な施設、研究設備は非常に素晴らしく、今回のプログラムの中でも特に印象に残る体験となりました。

2.暮らしを豊かにする先端技術も学ぶ

独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)では、燃料電池の材料研究や評価技術の研究について学びました。
TEPIA先端技術館では、3Dプリンターやロボットハンドといった人々の暮らしを豊かにするために開発された先端技術を見学しました。人生で初めて経験した非常に興味深く素晴らしいプログラムでした。
科学技術に関する知識や経験だけでなく、異なる文化や食べ物などを体験することもできました。
滞在期間中、プログラム参加者唯一のイスラム教徒である私のために、ハラールフードやお祈りの時間と場所を提供してくださり、本当に感謝しています。

産業技術総合研究所で燃料電池材料研究室を見学、デベロ特別研究員の説明を聴講、意見交換

TEPIA先端技術館で参加学生が四肢増強を体験