さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第8号
東京理科大学訪問
独立行政法人科学技術振興機構(JST)
7月24日の午後、中国の高校生たちは東京理科大学神楽坂キャンパスを訪問しました。
階段教室に案内され、いかにも大学の感じです。矢部博・理学部長が歓迎の挨拶をした後、秋山仁教授が数学で中国と学術交流している活動を報告しました。
続いて数学体験館と近代科学資料館を見学しました。数学体験館では秋山教授が、立体三角錐をはさみで切って平面紙片にし、それをジクソウパズルで合わせる不思議を実演したり、パラボラアンテナは二次関数の特徴を生かして作られていることを解説して高校生たちを引き込みました。
近代科学資料館では、江戸時代からの科学関係の機器類が提示されており、特にコンピューターの歴史的な機器類の展示に、大きな興味を持ったようでした。
最後は、化学棟に移動していくつかの研究室を訪問しました。最新の研究取り組みと分析機器類の操作を実際に見聞し、高校生たちには大きな刺激になったように思います。
また中国からの留学生らが案内・通訳を担当したので、高校生とすぐに打ち解けてしまい、楽しい交歓の場にもなりました。