さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第3号
筑波宇宙センターで日本の宇宙開発を見学
独立行政法人科学技術振興機構(JST)
さくらサイエンス・ハイスクールプログラムのもう1つの班の40人の高校生は、7月21日、JAXA筑波宇宙センターの見学に行きました。前日の旅の疲れも見せず、元気いっぱいの様子でバスに乗り込み、筑波までバスの車窓から日本の風景を楽しんでいる生徒もいました。
JAXA宇宙センターでは、高校生を歓迎する準備をしていたことがよく分かりました。まず日本の宇宙開発の歴史やロケット開発の体制、これまでの打ち上げの実績などの説明を聞きました。
中国の宇宙開発は、有人ロケットの宇宙活動などで日本より進展している分野もありますが、高校生たちは日本の宇宙開発に興味を示し、熱心に聞いていました。
ロケットなどの展示館に行くと、実物大の人工衛星や本物のロケットエンジンや、国際宇宙ステーションの日本実験棟の実物大モデルなどを間近に見て関心を示していました。
高校生たちは、ロケットの種類によって遠くで聴くエンジン音が違うことに関心を示したり、衛星の断熱材に金色の金属泊を使っているとの説明には、「もう少し詳しく知りたかった」などの感想を漏らしていました。
中国では博物館などでロケットが展示されていることはあるそうですが、今回のような勉強のできるロケット専門の展示場はないとのこと。そのような感想を漏らす生徒もいました。