2014年度 活動レポート 第9号:桜美林学園(2)

2014年度活動レポート(一般公募コース)第9号

北京陳経綸中学の生徒が桜美林学園で研修
―研修終了「この経験を世界のために役立てたい」―

学校法人桜美林学園

桜美林大学で風力発電・電池作り・水素自動車作りを体験

「環境問題と科学技術」について様々な講義を受けてきた陳経綸中学一行(中高生9人、教員1人)。プログラムの後半は、実際に風力発電を起こしたり、10円玉を使って電池を作ったり、水素の力で模型自動車を動かしたり等々、いろいろな実験を体験しました。

桜美林大学 化学実験室での実験
風力発電に取り組む生徒たち
 

10円玉と1円玉でLEDライトがついた瞬間、生徒たちから「わぁ~」という歓声が起こりました。水素を使って動かす模型自動車にも興味津々の生徒たち。水素自動車の原型を学びながら、未来の環境問題について考えました。

振動反応、電池作り等を学ぶ生徒たち
 
 

日本科学未来館見学

研修最終日は総括も含め、日本科学未来館を見学し、最先端の科学技術を学びました。

お台場到着。日本科学未来館へ!
科学コミュニケーターより説明を受ける生徒たち。

さよならパーティー

見学の後は桜美林大学多摩アカデミーヒルズにて、さよならパーティー。佐藤東洋士理事長・学園長、大越孝中学・高等学校長、講義・実験プログラム運営の中心となられた、秀島武敏教授より挨拶と総括がありました。最後に参加生徒一人一人から、喜びと感謝の声をいただきました。「将来は日中の架け橋になりたい」、「この経験を自分のためだけでなく、世界の発展のために役立たせたい」と目を輝かせる生徒たち。別れを惜しみながら、涙と笑顔で無事に帰国されました。再見!

 
 

参加生徒の声

  • 「将来は日中の架け橋となりたいです。今度は自分たちが皆さんを中国にお招きしたいです。」
  • 「日本のゴミの分別、リサイクル技術に感動しました。温かい日本のおもてなしや、礼儀を重んじる姿勢を実感し、日本独自の思いやりのある技術だと思いました。」
  • 「今、北京はPM2.5が問題となっているが、日本にも公害や大気汚染で苦しむ時代があったことを学びました。そして、日本人の環境保護に対する情熱に感動しました。立派な研究者となって、いつか北京の空を青い美しい空にしたいです。」
  • 「自分の成長のためにも、また国の発展のためにも、この経験を役立てたいです。」