2014年度 活動レポート 第72号:JST情報企画部

2014年度活動レポート(一般公募コース)第72号

日中言語の機械翻訳の共同研究で中国科学技術信息研究所(ISTIC)の研究者3名を招聘

JST情報企画部

さくらサイエンスプログラムのプログラムで、中国科学技術信息研究所(ISTIC)の若手研究者3名をJST情報企画部が招へいし、共同研究を行っています。9月16日から19日まで共同研究を進めて大きな成果がありました。

9月16日、17日は、「中日・日中機械翻訳実用化プロジェクト」について京都大学で意見交換をしました。日中双方の研究者それぞれが現在進めている最先端の研究成果や課題を発表し、大変意義深いものになりました。

京都大学の正門前で記念撮影です。

京都大学で発表を行いました。


また日本文化に触れてもらうことを目的に、日本庭園を観賞しつつ日本食を楽しむ機会を設けて、打ち解けた雰囲気の中で日本への興味を深めてもらいました。双方の言語を深く知るためには、このような文化交流が不可欠であると感じることが少なくありません。

9月18日は情報通信研究機構(NICT)のユニバーサルコミュニケーション研究所を訪問し、研究所長を初めとする各研究者からNICTが行っている研究成果の紹介を受けました。

NICTユニバーサルコミュニケーション研究所ロビーで記念撮影です。

特に、棒を使って空間を触ると、実際にないものの感覚が触覚に伝わってくるという最新機器のデモには、参加者たちも大変興味を持ち、様々に楽しんでいました。
どの参加者も、「日本の最新研究に触れることができ、研究の視野が広がった」、「更に現在の研究を進めて両国の友好に尽くしたい」などの感想を述べていました。

実際にないものの感触を伝えられる機器をトライアルしました。