2014年度活動レポート(一般公募コース)第67号
東北大学大学院医学系研究科&東北多文化アカデミーついに始まる その1
東北大学
8月17日、「さくらサイエンス2014東北大学大学院医学系研究科&東北多文化アカデミー」がついに始まりました。参加者29名のうち、26名が仙台空港に到着、初めての日本と明日からの研修に少し不安を抱きながらも、みな笑顔で記念写真に納まりました。
18日(月)には、医学部医学研究科でのオリエンテーションが開催されました。大内研究科長からも、「未来を担うアジアの有能な研修生」の皆さんへの期待のことばが述べられました。
オリエンテーションでは、現在東北大学大学院医学系研究科に留学中の学生さんから、リアルな日本留学の体験が、さまざまなエピソードを通じて伝えられました。研修生たちは、みな熱心に耳を傾け、メモを取る姿も見られました。
午後からは、スキルスラボの見学、メガバンクの見学など、日本の最先端の医療技術に触れる機会がありました。少人数に分かれて移動し、実際に人体の模型に触れたり、聴診器を当ててみたりして、感触を確かめていました。
研究科の見学終了後は、ホテルに戻り、そこでサバイバル日本語の講習を行いました。日本語が初めてという学生も多かったので、とても有意義な時間となったようです。
東北大学医学部各研究室にて、研修生たちが、熱心に活動しました。
8月18日~22日までの5日間、医学部各研究室に配属された学生たちが、指導教官の指導のもと、各分野での実習や実験に取り組みました。ほとんどの研究室には、1人もしくは2人での配属となりました。
ほぼマンツーマンで指導を受けた研修生たちからは、この体験を通して、「異なる分野での研究の興味がわいた」「英語をもっと使えるようになってまた日本に留学する機会を得たい」「先生方が熱心に指導してくださって、感激した」などの感想が聞かれました。