2014年度活動レポート(一般公募コース)第62号
四川省国際科学技術合作協会と関西大学の交流
関西大学社会連携部産学官連携センター
9月1日(月)~7日(日)の日程で、中華人民共和国四川省国際科学技術合作協会の代表として楽山師範学院の教員と学生が来日しました。
来日中は、関西大学の研究内容の講義・実習や教育研究環境の紹介を行い、また関西に拠点をおく研究機関や企業等も見学し、日本の科学技術と企業活動を学ぶとともに、日本の文化や風習についても体験しました。
日本に到着した翌日の2日(火)、関西大学の研究者から、生命科学・鋳造・橋梁長寿命化等に関する基礎知識と研究成果の講義、留学生別科などの関西大学の教育研究環境の紹介を行いました。また当日行われたウェルカムパーティーには、学長の楠見晴重や留学生を含む関西大学の学生も参加し、有意義な交流が行われました。
3日(水)は、関西大学の総合情報学部での実習と、関西大学アイスアリーナの見学を行いました。
4日(木)は、独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構のスーパーコンピューター「京」と、大型放射光施設SPring-8を訪問しました。
5日(金)は、日立マクセル株式会社とサントリーホールディングス株式会社の工場を訪問し、日本を代表する企業活動について学びました。
6日(土)は、大阪市のごみ処理施設である舞洲工場と、関西のイノベーション拠点であるナレッジキャピタルを訪問しました。また、当日行われたフェアウェルパーティーでは、招聘者全員に修了証が手渡され、大きな学びと交流を得てプログラムは終了しました。
7日間におよぶプログラムを終え、7日(日)に関西国際空港から帰国しました。来日した学生からは、「日本の先進的な技術や設備がとても素晴らしく、また熱心で優秀な技術者に会えることができてとても良かったです。将来は日本で働きたいと思いました」との感想を頂きました。