2014年度活動レポート(一般公募コース)第48号
中国・厦門大学の学生10名が中央大学理工学部を訪問(その1)
中央大学理工学部
独立行政法人科学技術振興機構(JST)による日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の支援により、中国厦門大学の理工系学生の10名が、8月31日19時15分着の飛行機で無事に成田空港に到着しました。また、1名の厦門大学国際連携交流室職員の方も同行しています。
中央大学理工学部で活動の初日9月1日は、午前にオリエンテーションとキャンパス内の見学を実施しました。午後は、中央大学教職員および学生のガイドのもとにキャンパス周辺の散策を行いました。
その後は、キャンパスに戻り、日本人学生との交流会兼歓迎茶会を実施しました。日本(東京)の第一印象を聞いたところ、「街やキャンパスがきれいに整備されている。宿泊先のビジネスホテルが清潔で機能的」などの声が聞かれました。中央大学学生と活発に交流を行い、最後に記念写真を撮り、初日の日程を終了しました。
9月2日、午前中はロボッティクスに関する2つの講義を受講しました。最初に、精密機械工学科の梅田和昇教授による「Robot vision technologies: from intelligent room to range imaging」の講義が行われ、続いて電気電子通信工学科の諸麥俊司准教授による「Wearable robots to support human activities」の講義が行われました。
昼食は大学の学生食堂でとりました。日本のラーメンに人気があり、「日本のラーメンのスープはコクがあって美味しい」という感想を口にしていました。
午後は夕方まで、理工学部の物理学科、応用化学科、精密機械工学科、電気電子情報通信工学科、都市環境学科の8つの研究室を訪問し、各研究室で研究内容について中央大学の教員や学生からデモを含めた説明を受けました。
学生たちは、「自分の専門(学科)以外の研究室が多かったが、デモなどで理解が深まり大変勉強になった」との感想を異口同音に述べていました。午前の講義、午後の研究室訪問を通じて、厦門大学学生の積極的な姿勢が大変印象的で、それぞれの学生が多くの質問をしていました。