2014年度活動レポート(一般公募コース)第44号
清華大学学生一行の創価大学での研修 その3
創価大学国際課
8月28日、清華大学の皆さんは、「つくば高エネルギー加速器研究機構(KEK)」を訪問しました。職員の説明を受けながら「エネルギー加速器」と「放射科学施設」を詳しく見学しました。
往復5時間ほどかかりましたが、「世界一を誇る日本のエネルギー研究については勉強でき、非常にためになった」等の感想がありました。
8月29日、30日は、創価大学工学部で、お米のDNAを採取し、PCR法で鑑定を行う等の実験を行いました。
実験の合間に、工学部の実験室や研究室を見学したり、教員や学生たちとの懇談会も行いました。学生からは、日本の大学は、教員と学生の距離が近く、指導方法がとても丁寧で、教育方法なども勉強になるとの感想がありました。
8月30日の実験後、創価大学学内の食堂で、終了式を行いました。JSTからの終了証書と、創価大学の受講証書をお渡ししました。
学生たちから、一人一言ずつ、日本や創価大学で学んだこと、感想などを思い思いに語っていただきました。
8月31日は、早朝から2グループに分かれて行動開始!
東京都内グループは、日本科学未来館を見学。企画展のトイレ展などを見学し、「日本の展示は、子供から大人までが楽しめるように工夫してあり、大変興味深かった」との感想がありました。
また、東京タワーや、秋葉原なども散策しました。
富士山散策グループは、あいにくの雨でしたが、直通列車「富士山号」に乗って、富士山五合目に到着。富士山周辺の特産品を味わったり、現地の方々と交流するなど、日本の自然と文化を体験できました。
9月1日、ついに研修最終日。学生たちは、すべての研修内容を終え、羽田空港から帰国しました。今回築いた友情を、今後も深めていきたいと念願しています。
この場を借りて、このような貴重な機会を下さったJSTの皆様に、改めて御礼申し上げます。
学生の感想
- 日本の教育は、一人の人間を立派な研究者に育てることに重点が置かれており、中国との教育方法の違いを感じた。
- 日本で多くの日本人と交流でき、日中の民間交流の重要性を感じた。
- 日本の科学技術や、文化についてもっと勉強したいと思ったので、日本留学を考えるきっかけになった。
- 学術面だけでなく、日本文化に触れる時間がもう少しほしかった。
- 創価大学にあふれる日中友好の雰囲気にとても感動した。