2014年度活動レポート(一般公募コース)第41号
5カ国、7大学、14人と交流したモノ作りプログラム-Global Monodzukuri (Manufacturing) Leader Program for Asian Students in Iwate 2014 活動報告その1
岩手大学工学部
2014年8月4日(月)から8月11日(月)の間、岩手大学工学部は、さくらサイエンスプログラムのプログラムを行いました。
アジアの5か国(中国、モンゴル、韓国、タイ、マレーシア)の7大学(大連理工大学、西北農林科技大学、モンゴル科学技術大学、蔚山科学技術大学校、国立ハンバット大学校、タマサート大学、パハン大学)から、大学生・大学院生合計14人を岩手大学へ招聘しました。
初日は、スタッフ3人で成田空港に迎えに行き、東京でオリエンテーションを行いました。翌日は、午前中に日本科学未来館を見学し、立体視プラネタリウムで宇宙の成り立ちなどや最新の人型ロボット、企画展「トイレ?行っトイレ!」の見学を行いました。
学生たちは日本の最新科学技術に触れ、多くの写真を撮っていました。午後は国立科学博物館を訪問しました。恐竜や様々な動植物の標本や科学技術の歴史に興味を示していました。その後、初めて乗る新幹線で駅弁を手に盛岡へ移動しました。
3日目は、岩手大学で本プログラム主催の工学部研究高度化・グローバル特別対策室(通称:研グロ)の吉澤室長の歓迎あいさつとプログラム説明し、自己紹介を行いました。その後、本学の留学生が案内してキャンパスツアーになりました。岩手大学オープンキャンパスに参加し、施設や研究活動の見学を行いました。
この日の夕食は、回転寿司です。初めて体験する回転寿司のシステムに参加者は皆感激していました。お寿司も気に入ってくれたようでした。
4日目は、午前中に「アジアものづくりグローバル人材育成プログラム講演会」で船﨑工学部長の挨拶がありました。続いて堺岩手大学長による基調講演、工学部紹介、特色ある研究分野の紹介を行いました。
学長の講演では、専門分野である防災の研究について、過去の大震災や2011年3月に発生した東日本大震災に関する詳細な紹介と防災の重要性が紹介されました。参加者は、真剣に講演を聞き、特に津波の被害や防災(堤防の効果)に関して、質問をしていました。
特色ある研究分野紹介では、ソフトパス工学総合研究センター長と融合化ものづくり研究センター長による研究紹介が行われました。
午後に銀河レクチャーとして、モンゴル国立大学のエンハサル教授によるモンゴルとモンゴル国立大学の紹介、研究紹介を行いました。
その後、参加者の各専門分野に分かれて研究室見学を行いました。夜は、交流会を開催して、本学の教職員・学生と参加者の交流を深めました。