2014年度活動レポート(一般公募コース)第34号
台湾・国立台北科技大学の学生が千葉工業大学を訪問 その2
千葉工業大学 国際交流課
ロボットの製作・競技会
台湾・国立台北科技大学学生たちの来日から4日目の8月6日(水)より、チーム毎にロボットの製作が始まりました。
学生自身が作成した設計図を見ながら、各チームで3台ずつ様々なロボットを製作しました。競技会で勝つという共通の目標に向かって、本学の学生と国立台北科技大学の学生との混成チーム同士で活発にコミュニケーションを交わしていました。
使い慣れない英語でジェスチャーを交えながら、また筆談しながら、意思の疎通をはかりロボット製作に奮闘していました。
ロボット製作の合間に時間を設け、国立台北科技大学の莊賀喬准教授より本学学生のために同大学や台湾文化の紹介がありました。本学の相原直美教育センター准教授からは、台北科技大学学生のために日本文化紹介の講演を行いました。
この講演のテーマは世界的に人気のある「宝塚歌劇団」でしたが、招聘者の中で「宝塚」を知っている人は一人もいませんでした。しかし、日本人学生も含め、皆興味しんしんに聞き入っていました。
6日目の8月8日(金)の午後にロボットサッカー競技会が行われました。各チームで製作した3台のロボットで、決められた時間内に相手ゴールにボールを多く入れたチームが勝者となります。
先ずは5チームでリーグ戦を行った後、トーナメント戦で競い合いました。自分のチームが対戦していなくても、参加した学生全員が競技に夢中となり、ロボットがいい動きをした時やシュートを決めた時は大歓声で盛り上がりました。
競技終了後に表彰式が行われ、優勝チーム・準優勝のチームには本学より賞状及び景品が渡されました。
ロボティクスチャレンジのプログラムは8月11日までですが、会場の関係で、修了証授与式もこの日に同時に行い、さくらサイエンスプログラムの修了証及びロボティクスチャレンジプログラムの修了証が本学未来ロボティクス学科の先生方より授与されました。
今回のプログラムに参加した学生全員が、達成感溢れる表情で修了証書を受け取っていたのが印象的でした。