2014年度 活動レポート 第28号:金沢大学大学院自然科学研究科(1)

2014年度活動レポート(一般公募コース)第28号

金沢大学環境・エコ技術と政策に関する国際学生交流プログラム その1

金沢大学大学院自然科学研究科

さくらサイエンスプログラムで招聘された中国(清華大学、北京師範大学、復旦大学)、タイ(Kasetsart University, Prince of Songkla University)、カンボジア(Institute of Technology of Cambodia)の学生13名が7月31日に来日し、金沢大学を訪問しました。
金沢大学からは日中韓環境・エコ技術特別コースに在籍する大学院生が出迎え、ウェルカムパーティーが開かれました。

2日目は、金沢大学に於いて開催された第2回アジア環境・エコ技術と政策に関する国際シンポジウムに、金沢大学の学生と共に参加しました。
環境関連分野の最新研究の報告に耳を傾け、積極的に質問をする姿も見られました。

第2回アジア環境・エコ技術と政策に関する国際シンポジウムの様子。

今回の参加者は大学院生が多いため、各自の専門に関して深く学ぶと共に、異なる分野に関しても視野が広がったようです。また、留学生自身もポスター発表を行い、学生同士および専門の研究者とも活発な討議を行っていました。

3日目は石川県内の環境に関するツアーを行い、石川北部RDFセンターにてRDF(Refuse Derived Fuel (廃棄物からできた燃料))についての説明を興味深く聞いていました。
また、のとじま水族館を訪れ、日本の水族館の技術を視察すると共に楽しい時間を過ごしました。ツアーには金沢大学に所属する学生も同行して交流しました。

石川北部RDFセンターにて金沢大学の学生らと共に説明を熱心に聴きました。

4日目には金沢市内の兼六園や歴史ある町並みを見学し、日本文化に触れました。
プログラムを通じて、環境・エコ技術と政策に関する知識を深めるとともに、日本の様子を見聞し、また日本の学生達との交流を行ってもらうことを期待しています。