2014年度活動レポート(一般公募コース)第21号
多彩なプログラムに取り組み原爆ドームも見学
広島大学大学院生物圏科学研究科国際サマースクール その2
広島大学大学院生物圏科学研究科
広島大学大学院生物圏科学研究科国際サマースクールは、今年度で7回目になる。今回はさくらサイエンスプログラムの交流事業に採択され、7月29日からインドネシア、タイ、フィリピン、韓国、台湾から11人の招へい者を本研究科に迎えました。
サマースクールの2~3日目(7月30~31日)は、家畜免疫組織学(担当教員:吉村幸則教授・磯部直樹准教授)、機能性食品学(鈴木卓弥准教授)、食品保存学(川井清司准教授)、藻類生化学(平山真助教)の4つのプログラムワークを開講しました。
招へい者は、自らの志望により各コース2~4名に別れて担当教員から実習内容の説明を聞き、本研究科大学院生のサポートを受けながらプログラムワークを進めていきました。実習の合間には、ティーブレイクを楽しみながら日本の大学の研究室の雰囲気を体感しているようでした。
サマースクールの4日目(8月1日)は、広島市の平和記念公園と廿日市市の宮島を訪れました。
まず午前中は、平和記念資料館と世界文化遺産に登録されている原爆ドームに向かいました。招へい者らは、資料館内の展示物や被爆建物から過去に広島で起こった出来事を感じ取ろうとしていました。
午後は、世界遺産航路を利用して平和記念公園から宮島に向かいました。宮島ではあいにくの雨となりましたが、もうひとつの世界文化遺産である厳島神社に参拝し、日本の歴史や文化に触れていました。