2014年度活動レポート(一般公募コース)第143号
台湾・インドネシアの学生が兵庫の先端科学技術に触れる その2
関西学院大学理工学部
台湾師範大学(台湾)、東海大学(台湾)、パジャジャラン大学(インドネシア)の学生たち、11月19日(水)から22日(土)までの滞在後半を報告します。
11月19日
午前と午後を使って関学大神戸三田キャンパスにて、理工学部生命科学科藤原教授による特別講義および実習「遺伝子検査体験」。各自の毛髪を用いて遺伝子検査をする実験に挑戦しました。夕方からは神戸市北区のキリンビール工場を見学し、生産過程の説明を通じて、酵母の働きについても学びました。
11月20日
午前中に世界一の大型放射光施設SPring-8を理工学部物理学科水木教授の案内のもと見学。関学大が使用しているビームラインをはじめ、SPring-8の最先端の設備の説明を食い入るように聞いていました。
午後は淡路島に移動し、北淡淡路記念公園にて、理工学部化学科壷井准教授による断層の解説をききながら見学し、地震のメカニズムについて理解を深めました。
11月21日
人と防災未来センターに訪問し、阪神淡路大震災について知るとともに、防災について学び、震災メモリアルパークで震災の爪痕を見学。午後からは尼崎クリーンセンターにて、日本の先進的なゴミ処理技術について学びました。
夜はプログラム中に携わった関学大教員、学生とともに、送別会。関学大学生制作のプログラムを振り返るムービーの上映ののち、遺伝子検査の結果発表、そして最後は修了証書の授与式で閉会となりました。最後まで別れを惜しんで会場からなかなか離れられませんでした。
11月22日
全員無事故でプログラムを終了することができました。