ベトナムにおける新型コロナウイルス感染状況の概況

ベトナムにおける新型コロナウイルス感染状況の概況

 ベトナムにおけるSARS-CoV-2ウイルスによる新型コロナウイルス感染症症例は、2020年1月23日に初めて確認されました。ホーチミン市で確認された2人の患者は、いずれも中国湖北省武漢市出身者でした。2020年3月の時点で、ベトナムでのパンデミックは大きく2回に分けられ、それらの間には国内で22日間、新たな患者は報告されませんでした。3月6日以降、ベトナムでは連日新たな症例が確認され始め、そのほとんどが世界の流行地域からの流入症例でした。地域社会での感染も起こり、フェーズ3が始まっていると考えられています。4月10日現在、ベトナムでは257人が確認されており、そのうち144人が退院し、死亡者は記録されていません。

感染拡大の抑制のために政府が講じている対策

 ベトナムでは検疫、監視、非感染地域への立入制限などの対策を実施し、観光や国内の貿易も制限されています。4月1日0時から15日以内の社会的隔離措置を実施していますが、これは国家封鎖ではなく、感染拡大防止のためのより効果的な措置と考えられます。

今回のパンデミックで国として学んだこと

 ベトナムには「予防は治療に勝る」という言葉があります。実際、当初から慎重を期し予防策を積極的に講じている国はそれほど深刻な結果にはならないと思われています。一人ひとりが、自分の健康、生命に責任を持ち、周囲の人々や地域社会、国に責任を持たなければなりません。次の規則を遵守すべきです。

今回のパンデミックがあなたの日常生活や仕事にもたらした影響、またその他の意見について

 新型コロナウイルスの影響により、労働者の収入は減少し、消費財の価格が高騰し、マスクや消毒液などの一部商品が不足しています。移動や人との接触が制限されているため、科学研究や教育に深刻な影響を与え、プロジェクトの実施スケジュールに影響が出ています。

 私の意見:

Dr. Nguyen Thi Nhien (Ms) 
獣医学博士
ベトナム国立農業大学 獣医学部 講師・研究員

注)原文からの和訳はJSTによるものです。正確な表現やデータについては、下記の英語原文をご参照ください。

A brief situation of the Covid-19 infection in Vietnam
pagetop