日本・ベトナム大学交流会
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ベトナムの有力大学の研究者らを招へいし、日本の大学関係者との交流会を実施
2月16日(日)~2月22日(土)の招へい期間中に、JST東京本部において日越大学交流会を開催しました。ベトナム側からは招へいした25名全員、日本側からは31の大学、高専、研究機関を含む40の機関から59名が参加しました(参加機関は下のリスト参照)。時間の都合で発表数は制限されましたが、ベトナムの17大学、および日本からは同数の17の大学、高専から、各機関の特徴や強み、日越交流の現状や将来の展望について発表していただきました。
最初に、どうしたら日本とベトナムの共同研究を増やすことができるかとの投げかけがあり、ベトナムは社会主義国家であり政府の政策が大きな影響力を持っているため、政策で日越の共同研究の重要性が位置づけられることが重要である。併せて研究者同士の直接交流を増やすことも重要である、等の意見がベトナム側から寄せられました。ベトナム側から指摘のあった現状として、ベトナムの共同研究相手としては韓国が日本を凌駕してきており、奨学金や雇用、研究費などの点で日本も検討すべき点があるとの議論がなされました。長岡技術科学大学や北陸先端科学技術大学院大学などでは、日本企業がインターンシップに協力したり授業料の支援を行ったりして、ベトナムとの交流促進に寄与している報告がなされるなど、活発な議論がなされ、ベトナム、日本とも熱意あふれる交流会となりました。
日越大学交流会の開会
ベトナム教育訓練省(MOET)ヴ・ゴッ・ハ氏の挨拶
質疑応答の様子
日越大学交流会 参加機関リスト
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