日中大学フェア&フォーラム in CHINA 2017

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南京大学南京大学NANJING UNIVERSITY

大学ホームページ

大学概要

南京大学は高い総合科学研究力と良質な科学研究サポート条件を有し、歴史が長く、名声のある百年の名大学である。現在、全大学に両院の院士32人、教育部「長江学者奨励計画」特任教授97人、講座教授25人、国家傑出青年基金の取得者113人、国家級の突出した貢献のある中・青年科学・技術・管理専門家27人、「973計画」と重大科学研究計画プロジェクトの首席科学者延べ36人を有する。今日、南京大学は「応用の強化、基礎の重視、周縁の発展、協力促進」を方針とし、「基礎研究は世界の学術的最先端を目指し、応用研究は国家戦略のニーズと国民経済建設の第一線を目指し、国の経済と国民生活に関係する重大な理論と現実的問題に力を注ぐ」を指導理念とし、科学研究の配分を調整し、組織を強化し、オリジナルな研究能力とレベルを全体的に向上させ、南京大学を我が国の重要な科学研究の中心となるよう築き上げている。


出展分野

  • 情報通信
  • マテリアル

出展内容

透明フレキシブル電子皮膚

透明フレキシブル電子皮膚は、単層カーボンナノチューブ配向アレイ/高分子複合フィルムに基づいた汎用機器構造で、人体関節の曲げ伸ばしの状況をモニターできる。フレキシブル高分子をベースに単層カーボンナノチューブ配向アレイの透明なフィルムを貼り、さらに超薄型弾性高分子を塗布して、表面がなめらかなカーボンナノチューブ複合材料を作り、電極蒸着後にフレキシブル電子皮膚の製造が完了する。電子皮膚を曲げて異なる電圧で電気的特性を測定すると線形抵抗性を示し、電流の大きさと電子皮膚の湾曲角度は高い感度、高い繰り返し線形反応を示し、たとえ1万回以上曲げても良好な性能を保持する。フレキシブル電子皮膚を手指関節の上に貼ると、研究者は非常に素早く、敏捷な手指の曲げ伸ばしの状態変化を計測することができる。

利用分野:

曲げ伸ばしに対して敏感な多機能フレキシブル電子皮膚を開発し、インテリジェント機器や外界とのインタラクションシステムの研究開発において重要な役割を果たし、将来のバイオボット開発の最も重要な部品の一つである。これらの機能はウェアラブルヒューマンインタラクション通信インターフェース、人体生理信号計測、バイオロボット部品、携帯式運動測定器などの分野に潜在的な応用の可能性がある。

先進的ソーラーブラインド紫外線検知と応用技術

国のソーラーブラインド紫外線検知及び応用技術面の戦略的ニーズに対し、窒化物半導体材料と紫外線検知、画像形成機器の研究開発に立脚して、主にソーラーブラインド紫外線検知器のバンド内での信号増強、バンド外での騒音抑制などの重要課題を解決した。異なる界面応力の新型インサートレイヤー、スプリアスレスポンスを抑制する源流量制御、賦活率を引き上げるp型ドーパント技術を発明し、欠陥密度が低く正孔濃度の高いソーラーブラインド領域のAlGaN材料製造を実現した。高感度の分極増強とアバランシェ増強ソーラーブラインド紫外線検知機を発明し、高感度紫外線光電検知機の新たな方向性を開拓し、ソーラーブラインド紫外線検知技術の発展を牽引する。全ソーラーブラインド級単光子感度の紫外線画像形成技術を発明し、輸送禁止を打破し、国内の空白を埋め、我が国をこの分野でイスラエルに次ぐ世界第2の先端技術を有する国にした。

利用分野:

ソーラーブラインド紫外線検知と画像形成は電子分野の先端技術で、国際的に軍事的高地と認められている。当時に、この技術は電力網の安全モニター、医学画像、環境・生化学検査などの民生分野でも応用され、すでに電力網の安全モニタリング早期警報に使用されている。


出展ポスター