清華大学TSINGHUA UNIVERSITY
大学概要
清華大学(Tsinghua University)は中国における有名な高等学府で、北京市北西部の風光明媚な清華園に位置し、高度な人材育成と科学技術研究の重要な場となっている。
清華大学の前身は1911年に設立された清華学堂で、現在は19の学部、55の学科があり、理学、工学、文学、芸術学、歴史学、哲学、経済学、管理学、法学、教育学、医学などの分野を網羅する総合的・研究型・開放型の大学である。教授は1,377人、中国科学院院士は41人、中国工程院院士は34人が在籍している。
出展大学の産学連携の仕組みなど
清華大学は企業との協力を重視しており、大学と国内外の企業との科学技術開発、人材育成、情報交流等における協力の促進を目的として、1995年、清華大学・企業協力委員会を設立した。現在は中国企業約150社、グローバル企業約40社が同委員会に加入、提携している。清華大学と国内外の企業は毎年約2,000件の科学研究プロジェクトを展開しており、情報、エネルギー、環境、材料、発電機、機械、精密機器、バイオ医療などの分野で提携を進めている。
出展分野
出展内容
大容量蓄電・エネルギー貯蔵向けのバナジウムレドックスフロー電池
電池の重要材料、スタック製造、エネルギー貯蔵システムの設計など。具体的には、高効率・耐腐食のプロトン伝導膜、5キロワット・15キロワットのバナジウムレドックスフロー電池製造技術と設備。
応用領域:分散型太陽光発電、風力発電など、再生可能エネルギーの発電における、電力の管理と貯蔵に用いることができる。