華東交通大学EAST CHINA JIAOTONG UNIVERSITY
大学概要
1971年に設立された華東交通大学は、工学を中心として交通運輸を特色とした教育・研究型大学である。工学・経済学・経営学・文学・理学・法学・教育学・芸術学の8分野にわたる広範な学科をそろえている。一級学科博士課程2、一級学科修士課程17、学部専攻60、国家特色専攻4、国家級卓越エンジニア試行専攻3を設置している。
出展大学の産学連携の仕組みなど
大学所属の高周波通信・センサネットワーク江西省重点実験室は、高温超伝導高周波マイクロ波回路の研究に長く従事し、産学研(産業・大学・研究室)結合の思想を掲げ、社会の生産力の発展に尽力してきた。高温超伝導濾波器では、新彊天文台や中国科学院物理研究所、中国天津海泰超伝導科技有限公司、中国モバイル通信江西株式有限公司九江分公司などの研究機構や企業との長期的な協力関係が結ばれている。
出展分野
出展内容
第4世代(4G)モバイル通信技術の急発展に伴い、マルチモデル・マルチ周波数帯・低損失の高周波先端フロントエンドモジュールのニーズは高まっている。濾波器やデュプレクサなどのモジュールは、モバイル通信高周波フロントエンドの核心モジュールの一つであり、その性能の優劣は、通信系統の信頼性を直接左右する。そのためマルチモデル・マルチ周波数帯・低損失の高周波危機の研究は今後も大きな発展の可能性を秘めている。
今回は、モバイル通信システム用の小型マルチモデル・マルチ周波数帯高温超伝導機器分野での本校の課題チームの取り組みを展示する。課題チームが開発した一連の超伝導機器は、従来の高周波機器と比べ、挿入損失が極めて低いだけでなく、モデルが豊富で、周波数帯が多様・柔軟・制御可能で、回路が小さく精巧であるなどの特長を持ち、4Gモバイル通信などの多くの新たな無線通信システムの絶好の選択肢と言える。超伝導マルチモデル・マルチ周波数帯機器の研究では、本校課題チームは中国をリードするレベルにある。
応用領域:モバイル通信、無線通信