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フェア:セミナー「中国留学への道」

日程:
2012年9月28日(金)15:40~17:00
会場:
東京国際フォーラム ガラス棟6F G602会議室
概要:
日本人の海外留学生数は年々減少していますが、中国への留学生数はほぼ横ばいで推移しています。日中間の活発な経済活動が背景にあると見られ、中国語学習をはじめとする潜在的な中国留学希望者は、多く存在していると思われます。中国側も、留学を促進するため、奨学金制度を充実させるなど受け入れ態勢を整えています。中国教育部が公布した「中国留学計画」では、2020年までに留学生を50万人に増やすことを目標としています。この目標を達成するため、中国の政府と各大学は、奨学金制度を拡張していますが、制度の中身は、日本側にうまく伝わっているとはいえません。
本セミナーでは、中国の教育行政機関と大学の担当者が講師役となり、海外留学希望者に対する各種奨学金制度について紹介します。また、日本学生支援機構が、全体を俯瞰する立場で、中国留学の概要や日本学生支援機構の留学支援事業などを発表します。

登壇者

日本学生支援機構 留学生事業部次長

● 吉野利雄(ヨシノ トシオ)

2004年4月独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)創立後、留学生事業部留学試験課長(2004年4月-2008年3月)、留学情報センター長(2008年4月-2011年3月)を歴任し、2011年4月より現職。


中国留学服務中心主任

● 白章徳(バイ ジャンデェ)

現在、中国(教育部)留学サービスセンター主任。1983年から2008年にかけて、中華人民共和国教育部外事司副所長、人事司所長、外資銀行融資弁公室常務副主任に就任。1983年まで北京大学で教鞭をとる。また、中華人民共和国駐欧洲国家大使館教育所での勤務歴を持つ。2008年に帰国し、中国(教育部)留学サービスセンター主任に就任するまで、中国駐フランス大使館で公使銜教育参賛として勤務。フランス語に精通。


華中科技大学国際教育学院留学生弁公室主任

● 任宇(レン イゥ)

2004年7月、西安交通大学外国語学部を卒業、2006年7月に華中科学技術大学外国語学部で修士課程を修了。就職を経て、2008年9月~2009年9月、英国のウエストミンスター大学に訪問学者として公費留学。
修士課程修了後は2006年7月~2006年10月、華中科学技術大学国際交流処に勤務。2006年10月~2008年9月、教育部国際協力・交流司訪中留学事務処に出向。2009年9月に帰国した後は、華中科学技術大学国際教育学部で留学生の管理業務を担当し、現在に至る。


南京師範大学外国語学院教授

● 林敏潔(リン ミンジェン)

1995年に東京学芸大学修士、2000年慶応義塾大学博士課程終了。1995年、日本の高校で教職に就く。過去に東京学芸大学の特任教授として慶応義塾大、早稲田大、国学院大など10大学で教鞭を執る。2011年に江蘇省特任教授、南京師範大学日本語学リーダーに選出。このほか、北京師範大学漢語学部渉外事務顧問、人民日報海外版日本月刊顧問、東南アジア文化友好協会評議員を務める。


中国伝媒大学副学長

● 呂学武(リュ シューウ)

1986年北京ラジオ学院(現在の中国伝媒大学)卒業。博士。中国伝媒大学の講師、宣伝部長、動画学院院長、学長助手等歴任。2008年5月より中国伝媒大学副学長、中国教育テレビ局副局長。中国教育テレビ協会副会長、高等教育機関テレビ専攻委員会会長、中国動画学会常務理事、北京市朝陽区第十二回政治協商委員、朝陽区青年連合会主席等兼任。


対外経済貿易大学副学長

● 陳建香(チェン ジェンシャン)

1956年生まれ。経済学学士、高級エコノミスト。1982年蘭州大学経済計政治経済学科を卒業し、中国社会科学院研究生院の銀行学科、教育部教員育成センターと北京師範大学の心理学部、および香港中文大学教育研究所が共同で開設する「心理カウンセラー高級研修クラス」で学ぶ。中国人民銀行、旧中国金融学院での勤務歴を持つ。2000年6月から現在まで、対外経済貿易大学党委員会常務委員、副学長。


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