西安交通大学

メインキャンパス所在地

陝西省西安市

ウェブサイト

http://www.xjtu.edu.cn/

在学生数

学部生：　1万5909人
修士課程大学院生：　9408人
博士課程大学院生：4044人

教職員数

5573人
教授：　656人
准教授：　865人
講師：　1045人
助手：　49人
職員：　1013人

設置学部、学科：

直属学部22　学部学科78
機械工学部　電気工学部　エネルギー・電力工学部　電子・情報工学部
ソフトウェア学部　材料科学・工学部　居住環境・建築工学部
医学部　生命科学・技術学部　航空・宇宙学部
経済・金融学部　人文・社会学部　外国語学部　管理学部
公共政策・管理学部　法学部　スポーツ学部　数学・統計学部　理学部
金禾経済研究センター　国際教育学院　職業教育・継続教育学院（オンライン教育）

（以上のデータは2011年9月現在）

　西安交通大学は1896年に上海に創立された南洋公学を前身とする、中国で最も早く創立された近代的高等学府の1つである。1921年に交通大学に名称を変更。1956年の国務院の決定により、翌年までに大部分の学部、教員・学生とともに西安に移転した。1959年に西安交通大学に名称を決め、当時の全国16重点大学の1つとなった。第7次、第8次五カ年計画期間は国家重点建設プロジェクトに組み込まれたほか、「211」「985」両プロジェクトの第1期対象校にも入り、世界的な著名・高水準大学を目標とする国の重点支援大学となった。2000年4月に国務院の認可を経て旧衛生省所属の西安医科大学、旧中国人民銀行所属の陝西財経学院と合併して現在に到る。
　西安移転後の56年間に中国のために優秀な人材を多数育成。校友は世界各地に広がっている。米国、英国、日本、ドイツ、フランスなど42カ国・地域の145の大学や研究機関と国際協力関係を築き、具体的な研究協力を行っている。

　西安交通大学は理工科を特色とする研究型の総合高等学府である。管理科学・工学、経営学、電力工学及び工学熱物理学、電気光学、機械工学、核科学・技術、生物医学工学、制御科学・工学、数学、電子科学・技術、力学などの分野で優れている。

　国際協力・交流部が対外交流・協力を担当している。日本とは東京工業大学、京都大学、東北大学、慶応義塾大学、早稲田大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、筑波大学、北海道大学、東京大学工学部、同志社大学、立命館大学、法政大学、国立材料科学研究所、独立行政法人物質材料研究機構（NIMS）、理化学研究所など40の大学や研究機関と協力関係にある。
　こうした友好協力パートナーとは交換留学生の相互派遣、人材育成、協力研究、共同実験室を含む様々な具体的交流・協力を繰り広げている。すでに理化学研究所やNIMSとは共同研究センター（研究室）を設立し、深いレベルの研究協力を行っている。

担当部署：　科研院
　西安交通大学は海外の企業や研究機関との科学技術協力を近年積極的に推進。日本の理化学研究所との「西安交通大学―理化学研究所共同研究センター」、日本の日立ハイテクノロジーズとの「西安交通大学――日立研究発展センター」、米Hysitron社との「Hysitron中国応用研究センター」など海外の有名企業・研究機関と共同研究センターを相次いで設立し、研究協力プロジェクトを行っている。また、企業界や科学技術界のリソースを通じて最先端科学を探求し、新技術を開発し、学際・国際交流を推進している。
　西安交通大学はエネルギー動力、機械、材料、電気光学、電子情報、医学などの分野で優れ、研究者も三菱重工、SMC、大金工業、住友重工、オムロン、富士電機、東芝、イビデン、NSK、パナソニック、日立、大塚製薬、日本第一製薬、Daiichi製薬等の日本企業と広範な協力を行っている。

　国際教育学院が全校の留学生事務を総合的に管理。主に▽外国人留学生関係の方針の策定と執行監督▽留学生の募集、出入国、支援などの管理業務▽留学生の日常管理、教務調整業務▽中国語専攻留学生の関連業務、各種留学生の中国語教育・研修業務――を担当している。学院の下に事務室、学生募集事務室、留学生教育・管理事務室、留学生支援管理・教育事務室と対外中国語学部を設けている。留学生は全校10数学部、36学科に広がり、2011年の時点で世界71カ国、計1419人の留学生が我が校で学んでいる。現在日本人留学生は19人いる。