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中国側出展大学

雲南農業大学

大学のプロフィル

本部所在地
中国雲南省昆明市盤龍区004県道
在籍学生数
学部生:12213人
修士課程:1483人
博士課程:123人
教職員数
教職員数:1541人
教授:132人
准教授:386人
学部、学科名
53学部

大学の沿革・概要

 本大学は、1938年に雲南大学農学部として設立され、1958年に雲南農業学院として独立し、1971年に現在の雲南農業大学となった。 学生総数は12213人、 教員1541人を擁し、 農業系学部を中心に53学部がある。また、本大学は17の学院があり、農学生物技術、資源環境、食品科学など農学部の他に工学、水利建築、基礎情報科学の工学部、経済貿易、人文社会科学、外語、体育、教育学の文系の学部もある。特に本大学は、東方蜂蜜研究所、煙草科学研究所、食品科学研究所等28の産学官関連研究所を設立し、地域経済に密接に関連した特色のある教育研究が行われている。

大学の強み、特色

 雲南省には、中国全土の約7割に相当する動植物の 「原種」 が集積しており、 多様で豊富な生物資源の 「宝庫」 になっている。 そのことから、本大学は生物多様性 (biodiversity) にかかわる世界的な研究拠点を目指している。 具体的には、「稲」、「タバコ」、 「植物病理」、「蜂蜜」、「茶」 を主テーマとした研究センターが併設され、 ビジネスに直結する応用的研究が盛んである。 特に 「イネの遺伝子的多様性と病害予防に関する研究」 では、ネイチャーなどにも論文が掲載され、世界的水準にある。 また、中国の国家プロジェクトである「973計画」、「863計画」等から合計642の研究プロジェクトを獲得している。

 また、本大学の一大特徴して、「社会人教育学院」 があり、そこに約8000人の社会人学生が所属している。 本大学は農業を中心とした 「地域貢献型」 の大学であり、 すべての学部に修士課程があり、 育種学、 植物病理学、 昆虫学、 栽培耕作学などに博士課程が設置されている。

日本の大学との交流・協力

 雲南農業大学は日本の鹿児島大学、琉球大学、京都府立大学等と積極的に交流・協力関係を推進してきた。
 例えば、雲南農業大学は京都府立大学と、2004年8月に5年間の学術交流協定を締結し、雲南省における自然保護やグリーンツーリズム、植物防疫と動物防疫、地域歴史文化研究に関する学術交流等を行ってきた。特に、京都府立大学は「技術中国語演習」を開講し、雲南農業大学において夏季に集中講義として行うなど学生交流を行ってきた。さらなる活発な交流を今後も維持発展させていくために、2009年12月3日に、両校は新たに学術交流協定を締結した。

産学官連携(海外企業との連携を含む)

 本大学は東方蜂蜜研究所、煙草科学研究所、食品科学研究所等28の産学官関連研究所を設立している。

海外との留学生、人材交流

 本大学には118人の留学生が所属している。

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