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中国側出展大学

天津外国語大学

大学のプロフィル

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本部所在地
中国天津市河西区馬場道117号 郵便番号300204
在籍学生数
学部生:8840人
修士課程:873人
教職員数
教職員数:986人
教授:103人
助教授:260人
講師:256人
助手:56人
職員:311人
学部・学科
天津外国語大学は、現在以下の14の教学機関を持つ。
大学院生部・英語学部・日本語学部・欧州言語文化学部(スペイン語学部)・アジアアフリカ語学部・国際商学部・渉外法政学部・漢文化伝播学部・教育技術及び情報学部・国際交流学部・基礎科教学部・体育教学部・応用外国語教学センター・継続教育学部
また学部での専攻は31を数える:英語・日本語・ロシア語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・朝鮮語(韓国語)・イタリア語・ポルトガル語・アラブ語・スワヒリ語・対外中国語・国際経済及び貿易・金融学・法学・国際政治・教育技術学・情報管理及び情報システム・新聞学・行政管理・中国語文学・経済学・人的資源管理・市場経営販売・財務管理・会計学・翻訳・広告学・伝播学・旅行管理・動画

大学の沿革・概要

 天津外国語大学は、外国語文学学科を強みとした文科系高等教育機関である。文学、経済学、管理学、法学、教育学等、多くの学科が協調発展し、それぞれが際だった特色を持つ。
 1921年、本学の前身の一つである天津工商大学(後に津沽大学、河北大学等と相次いで改称)が馬場道に創立された。1964年、周恩来首相の格別な配慮のもとに、本学の母体となった秦皇島外語専科学校(後に天津外国語専科学校と改称)が創立された。1974年、旧天津外国語専科学校、旧天津外国語学校、旧天津師範学院日本語専攻、旧河北大学外国語及び中国語専攻の学術的力量と教師陣の尽力により、天津外国語学院へと再編成された。1979年英語及び日本語専攻の大学院生の招致を開始し、1981年国務院により全国初の修士学位授与機関に承認された。2010年、教育部の承認を受け、天津外国語大学に改称された。
 本学は現在、馬場道と濱海に校区を持ち、総敷地面積は1040.06 ム―(1ム―は1/15ヘクタール)を誇る。馬場道校区は市中心に位置し、校内の建築物の多くは西欧の古典的風格を持ち、造形は上品である。クリーンで落ち着いたキャンパス環境にも恵まれ、天津十景のランドマーク的建築群の一つに数えられる。濱海校区は、濱海新区大港高教生態園区内に位置し、そこからは湖面に緑が映える秀麗な風景を望むことができる。

大学の強み、特色

 天津外国語大学は、対外的学術文化交流を極めて重視し、積極的に推進している。これまで世界18ヶ国、70校以上の大学及び、多くの教育組織と相次いで友好協力関係を確立してきた。本学の所在都市、天津は、渤海のほとりに位置し、韓国・日本とは海を隔てて相望める、極めて優位な地理環境にある。天津市と神戸市は、日中間で最初に提携された友好都市である。本学は、「3年+3年」、「2年+2年」、「4年+1年」等の国際協力学校運営モデルを絶えず模索し、毎年多くの中国人学生を海外留学に送り出し、また、世界各地から学生を受け入れ、長・短期的な中国語及び中国文化教育を行ってきた。 1984年に留学生招致が始まって以来、中国語文化を専門として、一貫して「留学天外(留学なら、天津外国語大学)」の実現を目標としてきた。また、「一主両翼(学部教育を柱とし、大学院教育と成人教育が両翼を担う」」という本学の発展戦略に基づき、国内の一流大学の成功運営ノウハウを積極的に取り入れてきた。学校運営においての国際色の尚一層の強化のため、留学生の教育レベルの向上に向けて継続的な努力を行っており、系統的かつ充実した言語知識を有し、全面的に高い言語技能を持ち、そして中国文化に精通し異文化間で活躍できる人材の育成に注力し、中国語の伝播と対外中国語事業の発展に積極的役割を果たしてきた。 現在、天津外国語大学には二十数ヶ国からの長期留学生が200名以上在籍し、また毎年10回近くアメリカ、日本、韓国、フランス、ポルトガル等の国々からの短期中国語研修を受け入れている。「運営規模を拡大し、運営構造の良質化を図る」の原則通り、研修生数は着実に増加している。この先5年間の留学生学位取得者(研究生を含む)の比率は年々増加し、2015年には留学生数は約1,000名、全学生数の10%に達すると予想される。

日本の大学との交流・協力

 本学と日本の協力及び交流については、国際合作・交流処、日本語学部が主管する。
 本学は国際交流促進と提携運営業務において、迅速な発展を遂げ、全国トップレベルにまで登りつめた。相次いで同志社大学、北海道教育大学、名古屋外国語大学等日本の有名大学18校と友好交流関係を結んだ。また、国家奨学金制度、交換留学生制度、2年+2年、3年+1年、4年+2年等の交流協力プロジェクトにより、平均で毎年100名余りの学生を送り出し、教師も毎年3~5名、海外で特別講義、研修を行っている。学部は定期的に日本から数十名の著名な学者を招き、特別講義をお願いしており、また、のべ80名余りに国際学術討論会のための経済的援助を行っている。影響力の大きい学術討論会も幾度も開催し、多くの教師と学生に活発な学術交流の場を提供している。2011年8月には、世界日本語教育大会(世界で唯一であり、世界的規模である日本語教育学術会議。2,000名以上の専門家、学者が参加。)の開催を成功させた。

産学官連携(海外企業との連携を含む)

 本学の産学官連携は天津外国語大学語言中心が主管する。
 翻訳の理論研究と実践は常に本学の伝統的得意分野であり、重点領域である。近年、本学は天津市政府高級会談の逐次通訳、同時通訳業務を担当し、既に天津市ひいては全国の大型外交事務外国貿易業務において重要な役割を担っている。本学は、多種類の言語に精通しているという特長により、北京地区以外で唯一、第29回北京オリンピック組織委員会選定の指定翻訳サービス機関に抜擢され、北京オリンピック・パラリンピックに関する、一万字に迫る一連の重要文書翻訳業務を見事に処理した。そして、光栄にも、北京オリンピック組織委員会と中国翻訳協会連合が評議選出した『中国翻訳事業傑出貢献賞』を獲得した。
 本学は、天津および濱海新区の開発的・開放的雰囲気をしっかり取り込み、専攻の強みと教授法改革の成果、及び国際交流ルートの優位性を活かして社会に貢献している。濱海新区教育局とは、基礎教育や大学院生育成のため、天津国際発展研究院濱海研究センター等を設立し、全国各地との協力協議を締結した。また、中新天津生態城管理委員会とは提携運営協議を締結した。優れた教育資源を統合させ、かつ訓練・試験・留学・翻訳という既存の4大中心事業の基礎の上に合併成立した天津外国語大学語言服務中心は、学校全体の強みを結集して造りあげられた新たな舞台であり、現在の学校運営水準と学科設立の成果が反映された新たな窓口である。現在、当センターと天津外語電子音像出版社は、既に学校サービス区域の経済と社会発展に重要な役割を担っている。

海外との留学生、人材交流

 海外との留学生及び人材交流の業務は、本学国際合作・交流処が主管する。
 本学日本語専攻の専任教師は42名おり、そのうち38名が日本留学の経験をもつ。本学には二十数ヶ国からの200名以上の長期留学生がおり、そのうち日本人留学生は50名近く在籍している。毎年10回近くアメリカ、日本、韓国、フランス、ポルトガル等からの短期中国語研修を受け入れており、その中で日本からの短期留学生数は毎年80名余りである。「運営規模を拡大し、運営構造の良質化を図る」の原則通り、研修生数は着実に増加している。この先5年間の留学生学位取得者(研究生を含む)の比率は年々増加し、2015年には留学生数は約1,000名、全学生数の10%に達すると予想される。

 

学生を募集している専攻及び学制

学士学位:学制4年

  1. 英語(翻訳、英米文化、国際ビジネス、国際ニュース)
  2. 日本語(翻訳、国際ビジネス、日本文化)
  3. フランス語(フランス語・英語2言語必修、国際貿易、企業管理)
  4. ロシア語(ロシア語・英語2言語必修)
  5. ドイツ語(翻訳、国際経済・貿易)
  6. スペイン語(スペイン語・英語2言語必修)
  7. イタリア語(イタリア語・英語2言語必修)
  8. ポルトガル語(ポルトガル語・英語2言語必修)
  9. 韓国語(翻訳)
  10. アラビア語
  11. スワヒリ語(スワヒリ語・英語2言語必修)
  12. 教育技術学
  13. 対外中国語
  14. 国際経済及び貿易
  15. 金融学(国際金融)
  16. 情報管理及び情報システム
  17. 経済学(経済学、国際経済学)
  18. 人的資源管理
  19. マーケティング
  20. 財務管理
  21. 会計学(国際会計)
  22. 法律学(国際経済法、国際弁護士)
  23. 国際政治(国際関係事務)
  24. 行政管理
  25. 新聞学(国際ニュース)
  26. 中国語・中国文学
  27. 広告学(イベントプランナー)
注意:上記本科への入学条件は、次の通りです。①高等学校卒業、HSK6級取得。(本校入学時に、中国語がある一定レベルに到達しているが、HSKの受験をしていない者に対しては、本校国際学院にて一年間の補習を受けるものとします。)

修士:学制2.5年

  1. 英語・英文学専攻
  2. 日本語・日本語文学専攻
  3. フランス語・フランス文学専攻
  4. ロシア語・ロシア文学専攻
  5. ドイツ語・ドイツ文学専攻
  6. スペイン語・スペイン文学専攻
  7. 朝鮮語・朝鮮文学専攻
  8. 外国語言語学及び応用言語学
  9. 比較文化及び世界文学
  10. 外国哲学
  11. 世界経済
  12. 中国古典文学

普通研修生:学制1-2年

注: 年齢:18~55歳、高校卒業、身体が健康な者

学習費用
自費学生の標準的費用
1. 登録費:400元
2. 学費:
a) 普通研修生:12,600人民元/学年
b) 学部生:14,600人民元/学年
c) 修士課程学生:18,600人民元/学年
3. 教材費:約200元, 教科書代の実費を徴収。
4. 宿泊費:二人部屋60元/日/人,風呂、トイレ、家具、ベッド、空調、電話、冷蔵庫、テレビ、インターネット等。
連絡方法
天津外国語大学国際合作・交流処留学生事務室
連絡住所:天津市河西区馬場道117号 300204
電話:022-23286974 022-23285650
FAX:022-23283806 022-23282410

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