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中国側出展大学

北京交通大学

大学のプロフィル

主要キャンパス所在地
北京市海淀区西直門外上園村3号
ウェブサイト
http://www.bjtu.edu.cn/
在籍学生数
2万2014人
学部生: 1万4003名
修士課程大学院生: 5888名
博士課程大学院生: 2123名
教職員数
2852人
教授: 354人
准教授: 674人
職員: 1136人
設置学部、学科
電子情報工学部、計算機・情報技術学部、経済管理学部、交通運輸学部、土木建築工学部、機械・電子制御工学部、電気工学部、理学部、言語・コミュニケーション学部、ソフトウェア学部、マルクス主義学部、法学部、建築・芸術学部

大学の沿革・概要

 北京交通大学は教育省、鉄道省、北京市人民政府が創設した教育省直属の重点大学で、その歴史は1896年まで遡り、清政府の創設した北京鉄道管理伝習所を前身とする。北京鉄道管理伝習所は中国初の管理人材を専門に育成する大学で、中国近代鉄道管理・通信教育の発祥地だ。過去約6年間に本学は国の各種科学研究課題8000件余りを担当。SCIE検索論文2128件、EI検索論文3448件を発表し、特許1918件を申請し、特許868件を取得した。2011年の科学研究費は7億元近くに上る。2009年に中心となって完成させた「複雑・高速条件下の車載信号安全制御システムの基盤技術及び応用」は国家科学技術進歩賞2等賞を受賞した。大学の独自開発の成果である「コミュニケーションベースの列車制御システム(CBTC)」は北京地下鉄亦荘線、昌平線に採用され、「政産学」協同イノベーションの成功モデルとなった。

大学の強み、特色

 情報、制御、検査測定、トンネルと地下工学及び管理等が本学の特色、強みである。列車運行制御と安全技術、無線通信と無線応用技術、機関車・車両の構造強度及び疲労技術、列車制御ネットワーク、電力牽引及び電力伝動技術、検査測定・車載(或いは検査測定車)検査測定基盤技術、軌道交通列車運行組織技術、軌道交通旅客輸送組織技術、鉄道貨物及び特殊貨物輸送組織技術、電磁干渉及び検査測定技術、橋梁・トンネル・地下工学技術、軌道交通線路工学技術、軌道交通情報化技術、軌道交通基礎技術、鉄道経営管理政策決定支援等だ。交通運輸計画・管理、交通情報工学・制御、通信・情報システム、信号・情報処理、産業経済学、鉄道・鉄道工学、輸送手段運用工学、橋梁・トンネル工学の8つの「国家重点学科」を持つ。

日本の大学との交流・協力

 本学は1997年から日本の大阪工業大学、摂南大学と活発な交流を行っている。 この間に計300人の留学生が本学で学び、60人余りの教員が本学で講義・講演を行った。このほか中日間の学術シンポジウムもすでに4回開かれ、両校間の学術交流・協力が強化され、互いの学術研究水準が高まった。双方の発表した論文の大部分は世界三大論文検索システム(ISTP)に採録され、本学の対外的な学術面の地位や影響を高めた。

産学官連携(海外企業との連携を含む)

 本学は鉄道信号分野の強みを活かし、日本信号と長年協力関係にある。双方は相互訪問を頻繁に行い、技術面で成果に富む協力を実施。多くの成果が実際に応用されている。この協力は国際協力交流部と電子情報学部が担当している。日本の富士ゼロックスとはソフトウェア、コンピュータ学科の実習生プログラムを6年にわたり実施。毎年不定数の学生が日本で1年間の実習を行い、優秀な学生は日本に残り勤務している。このプログラムは国際協力交流部、計算機学部、ソフトウェア学部が担当している。2011年に日本の住友と協力を開始。まず電子情報学部などの優秀な学生を3人を選抜して日本の会社での実習に派遣した。このプログラムは国際部が連絡を担当している。このほか経済管理学部と日本の丸和運輸は学生交流分野で長年協力し、経営管理学部物流学科の学生複数がプログラムに参加している。

海外との留学生、人材交流

 国際教育交流センターが留学生教育を担当。「笑顔のサービス、思いやりのある配慮、良質の教育、多彩な生活」を趣旨に、優良なサービスとプロフェッショナルな資質によって本学の留学ブランドの確立に努めている。本学は各国の留学生のために工学、管理学、経営学、理学、文学、法学、哲学など多くの学問分野、予科、学部、修士、博士の各レベルからなる教育システムを構築している。1954年の外国人留学生募集開始以来、100余りの国・地域の留学生に教育を提供してきた。以前は日本の摂南大学と大阪外語専門学校向けに中国語研修クラスを長年設けていた。近年は日本人留学生は年3人程度いる。本学の留学生には中国政府奨学金、孔子学院奨学金、北京氏外国留学生奨学金受給の機会がある。

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