内モンゴル工業大学
- メインキャンパス所在地:
- 中国•内蒙古•呼和浩特(フフホト)愛民街49号
NO.49 Aimin Street,Hohhot,Inner Mongolia,P.R.China - 大学のHP:
- http://www.imut.edu.cn
- 在籍学生数
- 本科生:26,000人
修士生:約3,000人
博士課程:151人 - 教職員数:
- 教授:150人
准教授:475人
(大学全体に現在、教職員者が2076人、専任講師1430人が在籍し、うち教授が150人、准教授が475人、博士課程担当教員が35人、修士課程担当教員が430人。講師の74%が博士号、修士号を取得している。) - 学部・学科名:
- 当大学は工業系を中心としているが、それ以外にも理科や文学、経済、管理、法律、教育、芸術など幅広い分野で教育を実施し、博士課程、修士課程、本科全ての課程で整った人材育成システムを揃える、特色あふれる大学。現在、学院25カ所(部、センター)、研究院(所)54カ所を有し、博士号授与一級学科3科、博士号授与二級学科13科、修士号授与一級学科18科、修士号授与二級学科85科、エンジニアリング修士専門職学位授与分野17分野、経営管理学修士(MBA)・エンジニアリングマネージメント修士(MEM)専門職学位授与権を有し、在職中の学生が大学院卒業と同等の学力がある場合、博士号の取得申請ができる。本科の専攻学科は68学科あり、優秀な本科生を博士課程に進学(試験免除)するよう推薦できる資格を有する。
内蒙古自治区フフホト市に位置する内蒙古工業大学の前身は1951年に設立された綏遠(すいえん)省(現在の内蒙古自治区フフホト市、包頭市などに相当)高級工業学校で、1958年に清華大学(北京)の支援の下、内蒙古工学院が設立。かつては機械工業部や農業機械部などが所属していた。1983年に内蒙古自治区の管轄となり、1993年に名称を「内蒙古工業大学」に変更した。現在、新城キャンパスや金川キャンパス、准格爾(ジュンガル)キャンパスなども運営し、総敷地面積は約211ヘクタール(=東京ドーム約46個分)。
当校は「海のように大きく、世界に目を向ける。管理を規範化し、親切なサービスを」をモットーに、国際的発展の空間を拡大。2005年には、自治区政府やモンゴル国教育文化科学部と、1人当たり毎年1万6千元(約19万円)の全額奨学金制度を設立することで合意。同年、当該奨学金制度を利用した新入生の募集資格を取得した。そして2008年、教育部の「中国政府奨学金プロジェクト」の新入生募集校になった。大学が日に日に国際化し、留学生が日ごとに増加している状況下で、当校の国際提携・交流機関は「民族的特色や地の利を生かし、学科の専門分野の実力を発揮して、トップレベルの教育を構築する」という理念に基づき、留学生事業を積極的に推進。2010年4月29日に国際教育学院を設立した。
国際教育学院は主に、当校に入学する留学生の募集や管理、授業の実施、外国人向けの中国語教育などの教育分野を請け負っている。学院弁公室(事務所)、留学生事業弁公室、教務センター、対外中国語教学部など4部門も設置している。2011年9月の時点で、当校に在籍する留学生の数は230人に達し、在校生は166人。
当校はさまざまな文化を受け入れる広い心を持つよう心掛け、対外提携・交流を積極的に展開。これまでに英国や米国、フランス、ドイツ、日本、オーストラリア、ロシア、イタリア、ブラジル、ポーランド、韓国、マレーシア、モンゴル、ノルウェー、タジキスタン、カナダ、スペイン、シンガポール、台湾、香港など18カ国と2つの地域の学院・大学35校、科学研究院・所2カ所と友好関係を築き、さらに、うち12カ国と提携契約を締結。長期にわたる学校間の協力関係を築くなど、その成果は多大。
同分野の担当機関は当校の国際協力・交流処。責任者は阿拉坦、担当者は蘇日娜。
当校はこれまでに日本の阪南大学(終了)や三重大学、福井大学、明治大学と大学間協力協定を締結。2012年、当校は学生9人を交換留学生として、三重大学、福井大学、明治大学に送り出した。
当校は2010年、株式会社あの津技研(三重県)と提携覚書に調印した。
当校は対外事務管理を当校の国際協力・交流処に集約しており、今のところ、日本からの留学生はいない。しかし、日本での留学経験がある教職員が30人近く所属する。