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中国側出展大学

大連理工大学

大学のプロフィル

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メインキャンパス所在地
中国遼寧省大連市
ウェブサイト
http://www.dlut.edu.cn/
在籍学生数
在学生数: 3万2292人
学部生: 1万9112人
修士課程大学院生: 9331人
博士課程大学院生: 3424人
教職員数
教職員数: 3596人
教授: 523人
准教授: 987人
講師: 1187人
助手: 117人
職員: 576人
設置学部、学科
大学院
化学工業・環境生命学域(化学工業学部、化学部、環境学部、生命化学・技術学部、化学工業機械学部、製薬化学・技術学部)
電子情報・電気工学域(電気工学部、電子科学・技術学部、情報・通信工学部、制御学部・工学部、計算機科学・技術学部、生物医学・工学部)
建設工学域(水利工学部、土木工学部、交通運輸学部)
運搬工学・力学域(応用力学部、船舶工学部、自動車工学部、航空・宇宙学部)
機械工学・材料エネルギー学域(機械工学部、材料科学・工学部、エネルギー・動力学部)
管理・経済学域(管理科学・工学部、経営学部、経済学部)
人文・社会科学域(人文学部、公共管理・法学部、マルクス主義学部)
ソフトウェア学部
建築・芸術学部
数学科学部
物理・光電子工学部
外国語学部
イノベーション実験学部
スポーツ教育部
国際文化交流学部
国防教育学部
継続教育学部
大連理工大学都市学院(独立学院)

大学の沿革・概要

 大連理工大学は1949年4月に創立し、1960年に教育省直属の全国重点大学に指定された。1996年に「211プロジェクト」、2001年に「985プロジェクト」が始動し、教育省、遼寧省、大連市による重点的な整備が進められた。2003年に中央政府により中管幹部学校に指定された。現在教職員は3595人。うち専任教員は2083人おり、中国科学院と中国工程院の院士8人、双聘院士14人、教授など507人が含まれる。全日制在学生は3万2292人いる。
 本学は人材育成を柱とし、学部生の教育と大学院生の教育を共に重視。理工系をメインに理学、工学、経済学、管理学、文学、法学、哲学などが協調的に発展する学際的システムを築いている。本学には大学院、7学域・28学部、7つの独立編制学院と教学部、3つの専門学院と1つの独立学院を有する。対外交流・協力を幅広く展開し、21カ国・地域の128の大学や研究機関と安定した交流・協力関係を築き、名誉教授や客員教授301人を招聘している。

大学の強み、特色

 大連理工大学は全国でも早くから科学技術革新教育に取り組み、国家級教育成果一等賞を2度受賞するなど、国内外に大きな影響を与えている。3つの国家重点実験室、1つの国家工学研究センター、1つの国家大学科学技術パーク、1つの国家級技術移転センター、1つの国家工学研究センター、および複数の国家級技術センター、省・部級重点実験室、工学(技術)研究センターなどハイレベルの科学研究プラットフォームを備えている。1977年に163万元だった本学の科学研究費は2010年には589.96倍の9億6000万元に達した。年増加率は21.3%だ。2001年から2010年の間に国家科学技術成果褒賞を29項目で獲得している。
 大連理工大学は国内外の有名大企業と長期安定的な協力関係を維持している。2007年に本学は大連市政府およびインテル社と協力覚書に調印。三者は大連経済技術開発区で大連半導体技術学院を共同設立し、国家級半導体技術人材育成・科学研究拠点とした。2006年1月に中国大連高級経理学院を正式に設立し、国有基幹企業および金融機関の現職リーダーとその候補者、全国企業育成拠点のリーダーおよび中堅教員を対象に教育・育成活動を展開している。

日本の大学との交流・協力

 大連理工大学は、日本の大学や研究機関、企業と密接な交流があり、大きな協力の成果を収めている。現在、本校は、日本の東京工業大学、東京大学工学部、早稲田大学、東北大学をはじめとする33の大学と大学間協定を結び、毎年200余名の教員を日本に派遣し学術交流と合同研究を実施し、毎年延べ150余人の学生を留学生または親善訪問として派遣するほか、日本の住友化学株式会社等と海外実習を合同で主催し、学生を実習生として日本に派遣している。また、日本の三菱化学株式会社等9社と合同で共同研究センターを9センター設立し、共同研究協力プロジェクトを展開している。ノーベル化学賞受賞者の野依良治氏ら109名の日本の著名な学者を本校の名誉教授または客員教授としてお迎えしている。大連理工大学は1987年より、技術的知識、経済貿易知識を備え、外国語応用能力に長けた国際交流能力を備える人材を育成することを目指し、全国でも率先してマルチタイプのエンジニアを育成することを試験的に実施し、5年制の「機械製造とそのオートメーション化の日本語強化クラス」、「金属素材の日本語強化クラス」、「コンピュータ科学・技術の日本語強化クラス」、「ソフトウエアエンジニアリングの日本語強化クラス」を相次いで開設した。これらのクラスからは多くの日本語を操るエンジニア専門人材が輩出され、日中交流の舞台で活躍している。

担当事務局:国際協力・交流局

産学官連携(海外企業との連携を含む)

 大連理工大学は各級政府のサポートの下、産学研の科学技術革新プラットフォーム・拠点の建設を積極的に推し進め、2008年、2009年、2011年に大連理工大学常州研究院、大連理工大学営口研究院、大連理工科学技術都市、大連理工大学常熟研究院、松木島化工産業パークを各々設立。「3院・1都市・1パーク」を基礎とする地域技術移転構造および産学官協力プラットフォームを構築した。 日本など海外の大学や企業との産学協力分野では、熊本大学と国際科学技術協力プラットフォームの共同構築を進め、熊本大学海外事務所の設立ですでに合意している。大連理工大学レーザー・イオン・電子ビーム材料改質教育省重点実験室と日新電機(大連)技術開発有限公司による日新電機―大連理工大学共同研究センターを設立し、住友電工グループを含む国際企業グループと大連理工大学の交流を積極的に促進し、計30件余り(1500万元以上)の研究開発・調査研究事業を引き受けた。山東大学、西安交通大学、中国科学院化学物理研究所など向けに大型実験設備2台、測定検査設備10数台を共同開発した。

担当部署: 技術研究開発院

海外との留学生、人材交流

担当部門:国際文化交流学院
 2011年夏の時点で、本校留学生のうち約70人が日本人留学生である。
海外の留学生及び人材との交流について
 国際文化交流学院は現在、本校と友好関係にある大学生の本校サマースクールへの参加、本校と友好関係にある学校による短期学習、海外大学生との交換留学を歓迎するほか、日本の大学生が本校に見学に来られる際には、本学院との実質的な交流イベントを設定し実施することが可能。

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