首都経済貿易大学
- 本部所在地
- 西キャンパス(学校本部):北京市豊台区張家口路121号
東キャンパス:北京市朝陽区朝陽門外金台里2号 - 年間予算
- 5憶3707万6800人民元(2011年)
- 在籍学生数
- 在校生数:20819名
学部:9623名
高職生:404名
修士:2057名
博士:211名
留学生:601名
成人教育:7923名 - 教職員数
- 教職員数:1622名
教授:124名
准教授:292名
講師:228名
助手:22名
教育補助職員:82名
その他の職員:874名 - 学部、学科名
-
首都経済貿易大学学部生専攻一覧表:
学部名称 専攻 経済学部 経済学、貿易経済、国際経済と貿易 経営管理学部 経営管理、物流管理、マーケティング、観光管理、電子商取引 都市学部 都市管理、都市管理(地域経済管理)、土地資源管理、公共事業管理、行政管理、行政管理(電子商取引)、広告学 労働経済学部 労働関係、人的資源管理、人的資源管理(実験班)、人的資源管理(国際人的資源管理)、労働と社会保障、労働関係 会計学部 会計学、会計学(公認会計士専門)、財務管理 情報学部 情報管理と情報システム、コンピュータ科学と技術、工程管理 安全と環境工学学部 安全工学(公認安全技師)、工業工学、環境工学 財政税務学部 財政財務学、税務(公認税理士)、財政学、資産評価(公認資産評価士) 人文学部 コミュニケーション学、広告学、コミュニケーション学(メディア経営と管理)、対外中国語 金融学部 金融学、金融学(国際金融)、保険、金融工学 統計学部 統計学、数学と応用数学、統計学(経済分析)、統計学(国際統計) 法学部 法学 外国語科 英語(経済貿易翻訳)、ビジネス英語 二、首都経済貿易大学研究生専攻一覧
マルクス主義理論 マルクス主義基本原理、思想政治教育 社会学 人口学 鉱業工学 安全技術と工学 公衆衛生と予防科学 労働衛生と環境衛生学 公共管理 行政管理、社会保障 管理科学と工学 管理科学と工学 経営管理 会計学、企業管理、観光管理、技術経済と管理 理論経済学 政治経済学、西洋経済学、人口資源と環境経済学 応用経済学 国民経済学、地域経済学、財政学、産業経済学、数量経済学、国際貿易学、労働経済学、統計学、金融学、国防経済 三、首都経済貿易大学博士学位専攻
数量経済学 、 労働経済学 、 国民経済学 、 財政学 、 金融学 、 産業経済学 、 統計学 、企業管理
1956年創立の首都経済貿易大学は、旧北京経済学院と旧北京財貿学院が1995年6月に合併して設立された北京市所属の重点大学です。経済学、管理学、法学、文学、理学、工学の6大学科を有し、経済学と管理学を大きな特色かつ強みとしています。各学科が互いに支え合い、調和しながら発展する現代的、総合的な財経系大学です。
学校本部は豊台区花郷の中関村ハイテクパーク豊台園内に位置し、全日制の学部生と研究生(大学院生)の教育と主としています。紅廟キャンパスは朝陽区紅廟の中央ビジネス地区(CBD)にあり、留学生教育と成人教育を主としています。キャンパスの敷地面積は約38.6万平方メートル、総延べ床面積は27.4万平方メートル、図書館蔵書数140万冊余り、また2600種を超える国内外の定期刊行物を所蔵しています。
近年、本校は学校運営の規模を徐々に拡大し、学部生、研究生の育成を中心に、成人教育や留学生教育など複合的で整備された人材育成システムを形成しました。学部教育は38の専攻を設け、学部の募集専攻(方面)は計50に上ります。応用経済学、管理科学と工学、経営管理の一級学科博士学位コース、応用経済学ポストドクターステーションを有し、その下に15の二級学科博士学位コースを設けています。また8つの一級学科修士学位コース、12の専門修士学位コースを有しています。経済学部、労働経済学部、経営管理学部、都市学部、会計学部、金融学部、情報学部、人文学部、安全と環境工学学部、統計学部、財政税務学部、法学部、華僑学部、外国語科、体育教育部、対外文化交流学部、継続教育学部、専門修士管理事務室などの教育部門を設置しています。
本校は重点学科の設置において歴史的飛躍を遂げました。国家重点学科に認定された労働経済学は、教育部の「特色ある重点学科プロジェクト」にも選ばれ、国内のこの分野において先進的なレベルにあります。また、応用経済学は北京市一級重点学科に、企業管理は北京市二級重点学科に、そして管理科学と工学などの9学科は北京市重点建設学科にそれぞれ認定され、本校の修士学位コースの70%が市級以上の重点学科となっています。国家級特色専攻4つ、国家級教育チーム2つ、国家級精品課程と二カ国語教育模範課程各3コース、国家級実験教育模範センターと人材育成モデル革新実験区各1カ所が認定され、北京市級教育教学成果賞を複数受賞しています。
現在の在籍学生数は、学部生9623人、高職生404人、修士研究生2057人、博士研究生211人、留学生601人、各種成人教育学生7923人の計2万0819人です。本科の入試合格点は市所属所管の大学の中で常に上位にランクしており、学生の修士課程受験率、海外留学率ともに年々高まっています。卒業生は広く社会に認められ、就職率は5年連続で95%以上を維持。卒業生の就職満足度も上がり続けています。また、全国先進班グループ、全国三好学生、中国大学生自強の星といった一連の優秀な学生代表や学生グループも数多く輩出しています。
本校はパワーと高い水準を誇る、合理的組織である教育・科学研究者チームを擁しています。現在、1622人の教職員と718人の専任教師がおり、教師の40%以上は博士学位を持っています。このうち教授、研究員など正高職専門技術員は124人、准教授・副研究員などの副高職専門技術員が292人、博士指導教官35人、修士指導教官297人となっています。
本校は国外の50余りの大学と正式に大学間交流関係を築き、50以上の国と地域の大学、研究機関、社会団体などと学術交流や提携を行っています。オーストラリアのディーキン大学、オーストラリア公認会計士組合、中国公認会計士協会と提携して実施した会計学修士(MPA)プロジェクトと公認会計士プロジェクトは、国務院学位事務室と北京市教育委員会の批准を経て、国内で初めて学位教育と職業資格教育を一つにした中外協力学校運営プロジェクトとなりました。また、本校では留学生教育を非常に重視しており、1986年から留学生の受け入れをスタートしました。現在、毎年600名以上の長短期留学生が本校で中国語および経済系課程を学んでいます。こうした留学生の学習ニーズに対し、本校は留学生教育と管理の面で模索を続けてきました。そしてその経験を取りまとめて標準化し、また差別化を図ってきました。例えば、経済貿易専攻の留学生向けに経済貿易関係の対外中国語課程を開設したり、中国の書道や舞踏、武術などのジャンルをそろえた選択課程を提供したりしています。
本校は1986年に外国人留学生の受け入れ体制を整え、募集を開始しました。それから今に至るまで、すでに25年の歴史を経ています。当初は中国語を学ぶ漢語生のみの募集でしたが、現在では博士研究生、修士研究生、学部生、高級進修生、普通進修生、言語生、短期生などさまざまなレベルの学生を受け入れるまでに発展しました。特に2007年、応用経済学専攻の英語クラスで修士研究生の受け入れをスタートしたことにより、ハイレベルな学生を育成するという面においてステップアップを図ることができました。毎年70を超える国家から600名以上の留学生が、本校に中国語や経済系の専攻課程を学びにやってきます。また長年にわたり努力を重ね、教授経験豊富で優秀な中国語教師チームと管理経験豊富な留学生管理チームを作り上げました。
流通経済大学
教師育成により、本校には40名あまりの専門的かつ優秀な教師が生まれました。
大阪経済大学
日本の学生が本校へ短期学習に訪れ、提携はすでに18年に及んでいます。
- 担当部署:対外文化交流学院 国際交流部
TEL:86-10-65082666
本校では専門家、学者が首都経済建設理論と実践問題の研究、討議に携わることを奨励、支援、また積極的に組織しており、産学研を結びつけた科学研究事業を通して、首都経済の発展に奉仕しています。本校では多くの国家、各省、部、委員会および北京市の科学研究プロジェクトを受け持ち、高い学術的価値や応用価値を有する多くの研究成果をあげました。CBD発展研究、北京市経済社会発展政策研究、都市国際化、経済成長および経済周期、首都状況世論指数調査研究プラットホームなど、10以上の科学研究プラットホームを重点的に打ち立てました。人口研究所、経済研究所、首都経済研究所、不動産研究所およびCBD研究センター、世界貿易機関(WTO)研究センター、企業発展研究センター、中国産業経済研究センター、企業研究センター、社会保障研究センターなど、27の研究機構を設けています。本校が発行する「経済と管理研究」、「首都経済貿易大学学報」、「人口と経済」、「現代経営者」などの学術定期刊行物は、国内外に向けて発行されています。
■日本留学帰国者数と日本人留学生数
・教職員における日本留学帰国者数:17名
・本校の留学生における日本人留学生数:32名
■すでに日本の大学と展開している交流について
首都経済大学と日本の流通経済大学の提携は1986年から始まり、流通経済大学では本校のために累計で40名近くの専門的かつ優秀な教師が育成されました。流通経済大学は首都経済貿易大学に累計30名あまりの在校生を派遣し、中国語の研修を行い、中国語の単位を認めています。
首都経済貿易大学と大阪経済大学の提携はすでに18年に及んでいます。大阪経済大学は毎年夏期に短期中国語研修生を首都経済貿易大学に派遣しており、学生は中国語、中国文化、中国経済を学んでいます。短期クラスの修了単位は大阪経済大学での単位に振り替えることができます。
■日本の大学と交流を希望する内容(研究分野、学生交流、教師・研究者交流、共同研究など)
首都経済貿易大学はより多くの日本の大学と学生交換、教師育成、共同研究プロジェクトを展開することを希望します。
■日本の大学との交流を担当する大学の部門、部署
首都経済貿易対外文化交流学院 国際交流部が日本の大学との交流の具体的な事務を担当します。
■日本企業との交流を担当する大学の部門、部署
TEL:0086-10-65082666
担当者:張旭紅
■日本人留学生の受け入れを担当する大学の部門、部署、連絡方法
首都経済貿易大学 対外文化交流学院
留学生事務室
TEL:86-10-65064328
■日本人が中国へ留学する際の、学部および大学院段階の必須条件の関連事項
学部生:30歳以下、高等学校卒業、成績優良、HSK6級、本校の数学試験合格。学習期限:4年
修士研究生:35歳以下、大学学部卒業、修士研究生試験合格、HSK6級以上。学習期限:3年
博士研究生:45歳以下、修士学位取得、HSK6級以上。学習期限:3年
■学院、専攻一覧
学部名称 | 専攻 |
対外文化交流学部 | 入門、初級、中級、上級、中国語クラス、中国語短期クラス、経済クラス、本科予備クラス、中国文化および中国経済短期クラス |
経済学部 | 経済学、貿易経済、国際経済と貿易 |
経営管理学部 | 経営管理、物流管理、マーケティング、観光管理、電子商取引 |
都市学部 | 都市管理、都市管理(地域経済管理)、土地資源管理、公共事業管理、行政管理、行政管理(電子商取引)、広告学 |
労働経済学部 | 労働関係、人的資源管理、人的資源管理(実験班)、人的資源管理(国際人的資源管理)、労働と社会保障、労働関係 |
会計学部 | 会計学、会計学(公認会計士専門)、財務管理 |
情報学部 | 情報管理と情報システム、コンピュータ科学と技術、工程管理 |
安全と環境工学学部 | 安全工学(公認安全技師)、工業工学、環境工学 |
財政税務学部 | 財政財務学、税務(公認税理士)、財政学、資産評価(公認資産評価士) |
人文学部 | コミュニケーション学、広告学、コミュニケーション学(メディア経営と管理)、対外中国語 |
金融学部 | 金融学、金融学(国際金融)、保険、金融工学 |
統計学部 | 統計学、数学と応用数学、統計学(経済分析)、統計学(国際統計) |
法学部 | 法学 |
外国語科 | 英語(経済貿易翻訳)、ビジネス英語 |
研究生専攻
マルクス主義理論 | マルクス主義基本原理、思想政治教育 |
社会学 | 人口学 |
鉱業工学 | 安全技術と工学 |
公衆衛生と予防科学 | 労働衛生と環境衛生学 |
公共管理 | 行政管理、社会保障 |
管理科学と工学 | 管理科学と工学 |
経営管理 | 会計学、企業管理、観光管理、技術経済と管理 |
理論経済学 | 政治経済学、西洋経済学、人口資源と環境経済学 |
応用経済学 | 国民経済学、地域経済学、財政学、産業経済学、数量経済学、国際貿易学、労働経済学、統計学、金融学、国防経済 |
博士学位専攻
数量経済学 、 労働経済学 、 国民経済学 、 財政学 、 金融学 、 産業経済学 、 統計学 、企業管理
■留学生を受け入れる課程(短期留学、長期留学)
対外文化交流学部の課程の設置は以下の通り:
クラス分けレベル | クラス、学期 | 課程内容 |
入門クラス | 普通クラス | 基礎中国語、リスニング、会話 |
速習クラス | 基礎中国語、リスニング、会話 | |
初級クラス | 第一学期 | 基礎中国語、リスニング、会話、読解 |
第二学期 | 基礎中国語、リスニング、会話、読解 | |
中級クラス | 第一学期 | 基礎中国語、リスニング・スピーキング、刊行物読解、テーマ討論、作文 |
第二学期 | 基礎中国語、リスニング・スピーキング、刊行物読解、テーマ討論、作文 | |
上級クラス | 第一学期 | 基礎中国語、会話、社会概要、作文 |
経済クラス | 中国経済体制改革テーマ、貿易機関と中国、国際商法、中国対外貿易事務と国際慣例、経済新聞読解、ビジネス作文、渉外経済法、経済貿易中国語など | |
学部予備クラス | 基礎中国語、リスニング、会話、漢字、数学 | |
全科目英語で授業が行われる研究生クラス | 専攻ごとに課程も異なります |
本校の全ての学部生、修士研究生、博士研究生課程で、留学生を募集しています。
短期留学:
1週間から4週間の短期留学プログラムは、主に10人以上の団体の学生を受け入れており、授業や活動のスケジュールは各団体の希望に基づき、様々な内容の短期留学授業計画を相談して作成します。
中国語長期生の第一学期の活動内容
- 新入生クラス分け試験
- 始業式
- 授業開始
- 中秋茶話会
- 国慶節休暇
- 頤和園観光
- 万里の長城見物
- 雑技鑑賞
- 修了論文の準備
- 京劇鑑賞
- クリスマス会
- 餃子作り
- リスニング科目試験
- 総合科目試験
- 会話試験
- 成績発表
- 修了式
- 冬期休暇
中国語長期生の第二学期の活動内容
- 新入生クラス分け試験
- 始業式
- 授業開始
- 餃子作り
- 雑技鑑賞
- 本校の春季運動会への参加
- メーデー休暇
- 頤和園観光
- 修了論文の準備
- 京劇鑑賞
- リスニング試験
- 総合科目試験
- 会話試験
- 成績発表
- 修了式
- 夏期休暇開始
■奨学金プログラム
中国教育部留学基金委員会奨学金、北京市政府奨学金、国家漢弁孔子学院奨学金、アジアフォーラム賞、皆勤賞、勤勉賞
■学費
学費:
学生区分 | 学費: 元/年 | 登録費: 元/ |
言語生 | RMB19000 | RMB600 |
本科生 | RMB22000 | RMB600 |
経済クラス | RMB21000 | RMB600 |
修士研究生 | RMB27000 | RMB800 |
博士研究生 | RMB31000 | RMB800 |
普通進修生 | RMB21000 | RMB600 |
高級進修生 | RMB25000 | RMB800 |
マンツーマン | RMB1240/週 | RMB330 |
■中国語研修
学生区分 | 学費: 元/年 | 登録費: 元/ |
語言生 | RMB19000 | RMB600 |
マンツーマン | RMB1240/週 | RMB330 |
短期クラス | 1週間:RMB2300 | RMB:330 |
(団体申し込みに限る) | 2週間:RMB2730 | |
3週間:RMB3310 | ||
4週間:RMB3720 |
■宿舎、生活環境など
宿舎名称:留学生宿舎:全て二人部屋
区分 | 元/ベッド/日 |
12号楼1~3階 | RMB80 |
12号楼4~6階 | RMB51 |
7号楼、2号楼 | RMB42 |
5号楼 | RMB30 |
■現在までの日本人留学生の受け入れ状況、日本との人材交流の状況
1990年代は日本人留学生の中国留学の全盛期であり、当時首都経済貿易大学の日本人留学生の総数は留学生全体の70%前後を占めていました。日本人留学生の中には、日本で学ぶ大学生、会社員、記者、定年退職者などがおり、中国で働く日系企業社員の家族(夫人)も本校の日本人留学生として学んでいることは注目すべき点です。
■日本企業の中国語研修生を受け入れる体制、受け入れ窓口
首都経済貿易大学 対外文化交流学院
留学生事務室
TEL:86-10-65064328