北京工業大学
- メインキャンパスの所在地
- 北京市朝陽区平楽園100号
- 在校生数
- 学部生: 12000
- 修士生:8600
- 博士生:700
- 教職員人数
- 3000
- 教授: 280
- 副教授: 450
- 学校が設置する院・学部、専攻
- 同校には機械エンジニアリング・応用電子技術学院、電子情報・制御エンジニアリング学院、建築エンジニアリング学院、環境・エネルギーエンジニアリング学院、応用数理学院、コンピュータ学院、材料科学・エンジニアリング学院、経済・管理学院、人文社会科学学院、ソフトウエア学院、生命科学・生物エンジニアリング学院、建築・都市計画学院、外国語学院、芸術デザイン学院、実験学院(通州区人民政府と協力して設置)、継続教育学院、体育教学部、レーザーエンジニアリング研究院、固体微構造(微结构)・性能研究所、循環経済研究院、高等教育研究所、マルクス主義学院、国際学院など23の教学院がある。
北京工業大学は1960年に創設された、工学を中心に理工、経営管理、文学・法学などが結びついた北京市に属する多学科の重点大学である。1981年に国家教育部の許可を受けた第一期の修士学位授与機関となり、1985年には博士学位授与機関となった。1996年12月に国家の「211プロジェクト」の予備審査に通過し、21世紀の重点建設対象の100大学の一つに仲間入りした。
同校には現在、一級学科の博士学位授与拠点18カ所、一級学科修士学位授与拠点31カ所があり、哲学、経済学、法学、教育学、文学、理学、工学、管理学、芸術学など9つの学問分野をカバーしている。ポストドクターの科学研究流動ステーション15カ所があり、またエンジニアリング、工商管理、建築学、応用統計、国際ビジネス、エンジニアリング管理など6つの専攻の学位修士育成部門、47つの学部専攻がある。光学エンジニアリング、材料学、構造エンジニアリングの国家重点学科3つと、北京市の重点学科39を持つ。新型機能性材料、熱伝導強化と省エネプロセスの教育部重点実験室2カ所、デジタルコミュニティー、自動車構造・部品の先端製造技術の教育部エンジニアリング研究センター2カ所、省・部が共同で建設した重点実験室3カ所、北京市級の科学研究基地21カ所、機械工業連合会所属の重点実験室3カ所、精密・超精密加工国家エンジニアリング研究センター、国家産学研レーザー加工センター、中国・ドイツレーザー技術センター等がある。
「第12次五カ年計画」期間に同校は外国からの来訪者を累計でのべ2600人以上受け入れ、学校間の交流協定87件を結び、友好学校の関係を100校以上と結んでいる。海外への長期留学生数は600人以上に達し、留学生数は大幅に拡大、国外で最初の孔子学院を設立した。
フランスのエンジニアと高級エンジニアクラスの教学協力プロジェクトを構築し、フランスの国立工芸大学の協力や米ニューヨーク州立大学バッファロー校との協力プロジェクトを実施。2011年にはダブリン大学と教学協定を結び、「北京-ダブリン国際学院」を設立した。
北京工業大学は北京市科学技術研究院と共同で「北京工業研究院」を設立し、「北京工業研究院革新グループ計画」と「中関村革新創業博士種子計画」を開始した。また同校は中関村管理委員会と2005年12月に共同で建設した「北京工業大学留学人員創業園」は産学研協力の架け橋となり、留学からの帰国者の創業に基盤とサービスを提供している。
「北京工業大学留学人員創業園」は北京工業大学西校区(西三環車公庄西路35号院)に位置し、面積は計2万平方メートルで、まず4800平方米が稼動している。創業園一期は1200㎡、インキュベーション機関が30あり、二期のインキュベーションビルは6階建ての総面積3600㎡、インキュベーション機関は60となる。創業園は主に海外からの留学帰国者が設立するハイテク企業をサービスの対象とする。創業園は北京工業大学の科学研究の優位性と、ハイテク技術転化の分野で蓄積した経験を拠り所に、インキュベーション機能を企業の発展の川上・川下へとより拡大する。産学研の結びつきとインキュベーションシステムの改善を通じて、創業園はより多くの優秀な留学帰国者が帰国して創業するように促し、地域のために新たな経済の成長ポイントや産業の焦点を育成する