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中国側出展大学

安徽師範大学

大学のプロフィル

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メインキャンパス所在地
安徽省蕪湖(ぶこ)市北京東路1号
大学HP
http://www.ahnu.edu.cn/
在籍学生数
本科生:22,375人
修士:3,492人
博士課程:157人
教職員数
2,253人
教授:252人
准教授:558人
講師:350人
助手:230人
職員:863
学部、学科名
文学院、政法学院、経済管理学院、音楽学院、美術学院、歴史・社会学院、教育科学学院、外国語学院、体育学院、伝媒(メディア)学院、数学計算機(コンピューター)科学学院、物理・電子信息(情報)学院、化学・材料科学学院、国土資源・旅游(観光)学院、生命科学学院、環境科学・工学学院など16学院。さらに、継続教育学院、国際教育学院,安徽師範大学皖江学院なども運営している。

学院名称
国際教育学院、文学院、政法学院、経済管理学院、歴史与社会学院、教育科学学院、外国語学院、音楽学院、美術学院、数学コンピューター科学学院、物理・電子情報学院、化学・材料科学学院、生命科学学院、国土資源・観光学院、体育スポーツ学院、環境科学・工程エンジニアリング学院、メディア学院

大学の沿革・概要

 1928年に創立された安徽師範大学は、安徽省で最も初期に設立された省直轄の重点総合大学。当校は何度か移動や名称変更を経験している。例えば、省立安徽大学や国立安徽大学など。当校は中国で最も初期に政府の奨学金を受けた外国からの留学生を受け入れた大学で、中国政府から「華文(中国語)教育基地」、「漢語(中国語)国際推広基地」に認定され、さらに安徽省漢語国際推広センター」でもある。創立80年以上の歴史の過程で、劉文典や周建人、郁達夫、蘇雪林、陳望道、朱湘、朱光潜など中国の著名な専門学者が当校で授業を受け持ってきた。当校は蓄積された学術的経験を誇り、学習に取り組みやすい環境が整っている。キャンパスの敷地面積は195万2500平方メートルで、校舎などの建築面積は75万8300平方メートル。

 安徽師範大学に現在ある本科、修士課程、博士課程はいずれも留学生の受け入れを行っている。また国際教育学院や文学院も、中国語の学習を受ける長・短期の研修生や本科生、修士生、博士課程の学生などを受け入れている。国際教育学院は国外の大学40校や友好的な組織と提携関係を構築している。現在、専任・兼任講師と管理職の人員が40人余り在籍し、外賓専用の宿舎棟1棟、留学生用の寮一棟、校舎一棟がある。校舎には教室以外に、多機能言語学習室やデジタル化マルチメディア教室、インターネット教室、閲覧室なども備え、すべての教室に空調設備が備え付けられている。現在、博士課程や修士課程、本科などで学ぶ留学生や訪問学者は200人近く在籍している。うち、中国語の学習課程が留学生に最も好評を博しており、かつて留学生が中国語検定(HSK)の南京市試験センターでトップの成績を収めたこともある。
 当大学の所在地である蕪湖市は中国国務院から長江沿いの重点開放都市に認定されており、南京空港から車で約1時間の距離。同校での学習や生活環境は日本の留学生にも好評を博している。

大学の強み、特色

 1928年に創立された安徽師範大学は省直属の重点師範大学で、省が重点的にサポートする総合性大学。また、中国全土でも最も初期に中国政府の奨学金制度を利用した留学生を受け入れた大学の1つ。さらに中国政府から「国家華文教育基地」、「漢語国際推広基地」に認定されている。また中国で最も美しいキャンパストップ10にも入っている。
 当校の所在地である蕪湖市は安徽省で2番目に大きな都市で、高知県が姉妹都市。同市は外国人に最も人気のある中国の現代化都市20都市の1つで、美しい景色、過ごしやすい気候、発展した経済、安定した社会、便利な交通、生活しやすい環境などが特徴。大学は南京市や上海市とも近く、中国東部で3番目に大きな交通ターミナルを抱えアクセスが非常に便利。南京空港からは車で1時間の距離。
 当校は18学院、博士課程を設置する学科33学科、修士課程を設置する127学科、本科専攻学科66学科を抱えている。さらに現在、講師3千人以上、学生3万人以上が在籍し、修士課程や中国語を学ぶ留学生が200人近く在籍する。中国語専攻学科にも博士学科が1学科、博士課程終了後のサポート機関1機関が設置され、対外中国語専攻学科は本科や修士号の学位授予権を有する。
 対外中国語教育では経験豊富な教師を十分備えている。中国語検定・HSKでは留学生が南京市試験センターでトップの成績を収めたこともある。国際教育学院は中国語教育・育成の面で、長い歴史、豊富な経験、最新の教育設備、整った生活施設、トップレベルの教師を誇り、学生の成績は卓越している。留学生は中国語レベル測定成績で常に優秀な成績を収めている。当校は中国語言文字委員会に所属する対外中国語教師育成基地や中国国家漢語国際推広領導小組弁公室に所属するHSKインターネット試験場を設置しているため、留学生は中国語検定を受ける点で、非常に便利な環境が整う。
 安徽省は観光資源や産業が豊富で、中国中部地区で第1位、中国全土で第三位を誇る。当校は長江の畔に位置し、周囲には1990年に国際連合教育科学文化機関(UNESCO)に世界自然文化遺産に指定された黄山や明清代から残る古民家群で世界文化遺産に登録されている安徽省南部の古村落・西逓村・宏村、仏教の聖地で、中国四大仏教名山の1つ九華山、道教の聖地で、中国四大道教名山の1つ斉雲山があり、安徽省南部の徽州(きしゅう)文化は世界的に有名。
 費用は言語の短期研修生が 700元(約8400円)/1週間、中国語言語本科生が 1万2000元(約14万4千円)/年、中国語言語修士生が1万6000元(約19万2千円)/年。
 当校には留学生寮があり、さまざまな施設を完備している。費用は2人部屋が1人当たり15元(180円)/日、1人部屋が28元(約380円)/日。

日本の大学との交流・協力

 当校は高知県日中友好協会と1987年に「短期中国語クラス開催合意覚書」に、山口県柳井市を1995年に「教育交流展開に関する覚書」に、日中交流協会と2001年に「教育交流展開に関する協議書」にそれぞれ調印した。また早稲田大学(東京)との間で訪問交流を実施している。同分野を担当するのは学校外事弁公事(事務所)と国際教育学院。

産学官連携(海外企業との連携を含む)

 国外の大学や企業との産学研連携を担当するのは学校外事弁公室(事務所)、当校の科学研究処、国際教育学院で、今のところ国外企業との提携プロジェクトは少ない。

海外との留学生、人材交流

 同分野を担当するのは学校外事弁公室と国際教育学院。日本人留学生が大きな割合を占めている。当大学や蕪湖市での暮らしや学習環境は日本人留学生にも好評を博している。当校の国際教育学院は毎年、日本からの長・短期中国語学習留学生を10人近く受け入れている。日本に留学や研修、訪学している教師は延べ約20人。

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