インド若手研究人材招へいプログラム
※2024年度申請の受付は終了しました
インドの大学等に在籍する大学院生・ポストドクターを対象に、これまでの日印間の交流実績等を踏まえた、両国による共同指導を日本で実施するための研究滞在を支援します。日本またはインドの大学における将来的な学位取得や共著論文作成等を目指した研究等の推進を通じて、グローバルな「知」の交流促進を図り、研究力、イノベーション力の強化を担う国際頭脳循環人材の育成や、日本でのキャリア形成・活躍を目指します。
日本側大学等には、将来的に博士号を取得するなど招へい者が高度人材へと成長した際の、日本社会での将来の活躍を見据えたキャリアパス支援を求めるとともに、特に、安全・安心な日本社会の優位性を活かした、女性を招へいする取り組みを重視します。
※本プログラムは、今後更なる拡大を目指す日印間の人材交流・協力に向けて、2025年度以降の本格実施に向けたフィジビリティスタディとして実施するものです。従って、交流計画を通じて具体的な成果や制度の改善点等を短期間のうちに効率的に明らかにする必要があり、本プログラムの受入れ機関には、日印交流について一定の経験・実績が求められます。
対象とする国
インド(インド国内の複数の機関からの招へいが可能です。インド以外の国の機関を含めることはできません。)
対象とする分野
本プログラムにおいては、科学技術の最先端分野における「国際的な研究コミュニティへの持続的な参画および連携の基盤構築」に資する国際頭脳循環の促進を目指します。その観点から、以下の分野①~⑦の7分野を主たる対象とします。
- 分野① AI・情報(AI and Information)
- 例:「人間理解・尊重」、「多様性」、「持続可能」の理念のもと、Society 5.0 の実現に向けたAI・情報研究
- 分野② バイオ(Biotechnology)
- 例:バイオエコノミー・持続可能な農業の推進、環境負荷の低減等に係るバイオテクノロジー研究
- 分野③ エネルギー(Energy)
- 例:カーボンニュートラルの実現に向けたエネルギー研究
- 分野④ マテリアル(Materials)
- 例:カーボンニュートラルや循環経済等に資するマテリアル研究
- 分野⑤ 量子(Quantum)
- 例:生産性革命の実現や国及び国民の安全・安心の確保に貢献する量子コンピュータや量子技術に係る研究や革新的な機能を有する量子物質の研究
- 分野⑥ 半導体(Semiconductors)
- 例:半導体産業基盤の強靱化に係る研究
- 分野⑦ 通信(Telecommunications)
- 例:デジタル社会に対応した次世代インフラの整備に資する情報通信技術の研究
- 分野⑧その他(Others)
- 上記①~⑦の分野の推進に資する研究に加え、日印間の国際協働における重要な基盤として認められる分野や、今後日印間で協働して研究を推進することが科学技術力の維持・発展の鍵となる分野。
招へい者の要件
インドの大学等において、大学院生(修士課程、博士課程)又はポストドクターとして在籍している原則40歳以下の者。(※他詳細は募集要項を確認のこと)
受入れ機関の資格要件
国立大学法人、公立大学、私立大学等、国公立研究機関、公設試験研究機関、独立行政法人等(高等専門学校を除く)
招へい期間
2024年度採択では、2024年度内に招へいを開始し、2025年12月末日までに終了してください。招へい期間は連続した90日以上としてください。本プログラムは、招へい者に対して日本における研究滞在に必要な経費を滞在費として支給することから、招へい期間中は日本に連続して滞在することを原則とします。
採択予定数
30名を予定(最大30課題)
実施までのプロセス
スケジュール
年度 | 受付開始 | 締切 | 結果通知 | 実施時期 |
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2024年度 | 9月2日(月) | 10月15日(火) | 12月上旬 | 2025年1月上旬以降の契約締結日から12月末日まで |
申請方法・募集要項などのダウンロード
資料・様式名 | ファイル |
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募集要項 | |
交流計画書 |
※交流計画書様式 修正対応のお願い |
安保様式1、安保様式2 |