日中における天然薬物研究の現状および最近の進歩

日中ハイレベル研究者交流会
~日中における天然薬物研究の現状および最近の進歩~

 2023年11月30日(木)、「日中ハイレベル研究者交流会~日中における天然薬物研究の現状および最近の進歩~」が東京で開催されました。本交流会には、日中両国から研究者や企業の代表者ら34名が出席されました。

開催日時 2023年11月30日(木) 9:30~17:30(日本時間)
開催形式 実開催(東京ハートンホテル東品川 会議室)
主催 科学技術振興機構経営企画部さくらサイエンスプログラム推進本部
中国科学技術部外国専門家服務司
言語 英語
日中ハイレベル研究者交流会 参加者
参加者

プログラム:

座長:山田 陽城  北里大学/東京薬科大学
座長:姚 新生   中国工程院院士・暨南大学薬学院名誉院長
09:30–9:45 開会式挨拶
JST:伊藤宗太郎、中国:姚新生、日本:山田陽城
09:45–10:00 集合写真
セッション1(座長:東田千尋;郭建文)
10:00–10:30
横須賀章人
東京薬科大学薬学部 准教授
10:30–11:00
何亮亮
暨南大学 副教授
11:00–11:30
北村雅史
城西大学薬学部 准教授
11:30–12:00
李巍
東邦大学薬学部 教授
12:00–13:00 お昼休憩
セッション2(座長:李巍;胡丹)
13:00–13:30
東田千尋
富山大学和漢医薬学総合研究所 教授
13:30–14:00
李怡芳
暨南大学 教授
14:00–14:30
袁博
城西大学薬学部 教授
14:30–15:00
吴宝剑
广州中医药大学 教授
セッション3(座長:袁博;兰天)
15:15–15:45
刘擎
广东省中医院 副主任中医师
15:45–16:15
许文成
湖北省中医院 副主任薬剤師
16:15–16:45
本間真人
筑波大学医学医療系 教授
16:45–17:30 総括と閉会の辞
18:00–20:00 意見交換会
(敬称略)

開催報告

 今回の活動は、城西大学ならびに暨南大学が共同で企画運営に携わったもので、「伝統的な天然薬物(化学系)」、「天然薬物の薬理活性」および「漢方薬・中薬の臨床応用」の3つのセッションにより構成されており、日中両国の11名の専門家が同テーマに関する最新の研究成果についてスピーチをし、活発な質疑応答による議論が行われました。

 本交流会を通して、日中の天然薬物の基礎研究ならびに臨床応用に関する情報を共有することができ、理解と交流が深められた。また、早期に対面による交流が実現することが将来の共同研究のきっかけとなり、共通の新たな課題に国際的な観点から取組むとともに、日中両国民の健康・福祉の向上に貢献につながると期待されている。

日中ハイレベル研究者交流会 講演者および中国からの招へい者
講演者および中国からの招へい者