タイのCOVID−19の状況
Fuengfa Damjamnong
DVM, RMUTSV
タイ
タイでの最初のCOVID−19のケースは、2020年1月15日に中国からの旅行者から見つかりました。タイでの5月2日付けのCOVID−19感染者の総数は2,966人です。 本日報告されたところによれば、新たに退院した患者6人を含む180人の患者がまだ入院しています。これまでに2,732人が回復し、54人が死亡しました。 (出典:data.go.th最終更新:02/05/2020)
タイの夜間外出禁止令は4月3日金曜日に開始し、時間は午後10時から午前4時までです。コロナウイルスの感染拡大を押さえるための政府の最新の動きにより、タイの全ての国民は同日から指定時間内の外出が禁止されました。首相は前日の木曜日の夜に外出禁止令を発表しました。外出禁止令が免除されているのは、医療従事者や銀行関係者だけでなく、消費財、農産物、医薬品、医療品や装置、新聞、ガソリン、郵便小包、輸出入の製品などを取り扱う仕事の従事者です。また、検疫の場所に行くことも許されています。その他の免除は通常の夜勤の人々、目的を明記した必要書類を持って空港に出入りする人々、公示や命令に基づき働く公務員、そして緊急事態のために家を離れることが公的に許可された人々です。違反した場合は、2年以下の懲役かつ又は4万バーツ以下の罰金が科せられます。
(出典:https://www.bangkokpost.com/thailand )
それが私のライフスタイルにどのように影響したか?
私はさくらサイエンスプログラムに参加して、日本から帰国後、感染に少しパニックになったので、学生や同僚、家族とは距離を置きました。私はいつも人前ではマスクを着用し、手指消毒の石鹸で手を洗い、温かい食べ物を食べたりするなどして身を守ってきました。4月になって、大学は学部長と学部に在宅勤務を求める発表をしました。私達はZoom、Google Meet、Skypeなど、さまざまなアプリケーションを介してオンライン会議を行います。私はGoogleのフォームによって最終試験を行い、また、一人一人に対してLINEで口頭試問を行いました。何人かの学生は、インターネットの速度のためにこのようなやり方を評価しませんでしたし、また答が漏れる可能性があるかもしれませんが、私は在宅時は快適です。4月10日から30日まで、トラン州の私の故郷では、他の州からくる感染者の数が相当多くみられたため、部分的なロックダウンを発表しました。また、トラン州に到着する全ての旅行者に対して14日間の健康検疫を行うことを含む監視措置の強化がなされました。トラン州では7件のCOVID−19感染が報告されましたが、7人とも回復しました。今、私はナコン・スリ・タマラート州に滞在する必要があり、家には帰れません。私は両親がとても恋しいのですが、毎日ビデオコールで電話しています。
家庭での外出自粛中は、自分で料理したり、ペットと過ごしたり、安い果物を手に入れることなど、多くの課題があります。
早く全てのことがうまくいくことを願っています。
Fuengfa Damjamnong, RMUTSV
Participant of Sakura Science Exchange Program 2020
注)原文からの和訳はJSTによるものです。正確な表現やデータについては、英語原文をご参照ください。(原文は こちら)