2021年9月のレポート

世界最長ロックダウンの国フィリピン:最新状況

Cris Niño Bon B. Marasigan
Gladys Maria V. Pangga

Cris Niño Bon B. Marasigan、Gladys Maria V. Pangga
フィリピン大学獣医学部、フィリピン国ロスバニョス
作成日:2021年9月27日

状況

この国が様々なコミュニティー隔離政策の下に置かれてから1年半が経過しましたが、新型コロナウイルス感染症患者の増加率はまだ改善されていません。フィリピン保健省(DOH)によると、本稿執筆時点で、新型コロナウイルスの感染が確認された国内の患者数はすでに2,304,192人に達し、そのうち90.7%が完全回復者、7.7%が治療・療養中の患者、1.56%が死亡者となっています。

現在国内で新型コロナウィルスの主流であるSARS−CoV−2のデルタ変異株が急増しているため、毎日報告されている感染患者はいつも平均2万人を超えています(フィリピンのオンラインニュースRappler、2021年)。実際、今日の新た確認された患者数はすでに21,261人に達しており、これは毎日報告されている国内の平均感染者数と変わりません。一方、この病気で回復した人の数は13,644人、死亡した人の数は277人と報告されています(保健省、2021年)。

現在の問題点

フィリピンの医療システムは現在、崩壊の危機に瀕しています。新型コロナウイルスの負担が記録的に高いため、その結果新型コロナウイルス感染症患者の病室やベッドの使用率は、国全体で増加しています。フィリピンでは約3分の1の病院が満床に近い状態であると推定されています(保健省、2021年)。具体的には、登録されている1,292の施設のうち、422は「危機的」な占有率(新型コロナウイルス感染症患者が85%を超えるベッドを使用している)に分類され、ICU、隔離、病棟のベッドの占有率は最大70%に達します(保健省、2021年)。 マニラやバコロドなどのいくつかの病院は、新型コロナウイルス感染症患者の受け入れを停止しています。これは、医療従事者がその作業量を処理できないためで、医療従事者の間でも患者の発生率が上昇していることがさらに大きな負担となっています(Rappler、2021年; ABS−CBN News、2021年)。

機器や薬剤の供給不足も国内で増加しています。現在、機械式人工呼吸器が入手できるのは50%以下に近づいています(保健省、2021年)、酸素ボンベの供給も不足しています(GMA News、2021年)。新型コロナ感染症患者が高濃度の酸素を必要とし、炎症マーカーが上昇している場合に認められる認可外の抗炎症薬であるトシリズマブの供給は、2021年12月までしかもたないと見積もられています。このため保健省は、すでにいくつかの病院で使用されているバリシチニブなど、他の「別の目的で使われる医薬品」を探しています(The Philippine Star、2021年)。同様に、世界保健機関(WHO)では条件付きで使用が推奨されているものの、カガヤンデオロなどの病院ではレムデシビルの不足や価格の高騰が報告されています(Rappler、2021年)。

新型コロナウイルス感染症の他の代替治療として考えられているのは、バージンココナッツオイル(VCO)、漢方薬の聯華清文(LQ)、回復期血漿(CP)、抗痛風薬のコルヒチン、イベルメクチンなどがあります(Rappler、2021年)。現在、VCO、コルヒチンとイベルメクチンの補助療法としての臨床試験は継続中であり(科学技術省(DOST)、2021年)、一方、LQは国内で登録された処方薬ですが、新型コロナウイルス感染症の薬としては登録されていません(PNA、2021年)。CPは温情使用が認められており、一部の病院ではその効果がまだ検証されていない治療プロトコルとされています(保健省、2020年)。その使用に対してフィリピン医師会が強い忠告をしているにもかかわらず、少なくとも6つの病院が新型コロナウイルス感染症患者使用のために温情特別許可を得ています(GMAニュース、2021年; CNN、2021年)。Inquirer(2021年)によると、イベルメクチンの使用に関する試験は9月に開始され、8ヶ月間行われる予定です。新型コロナウイルス感染症の治療法としてフィリピンの伝統的なトゥオブ(蒸気吸入)があるという問題について、保健省はその有効性を示す科学的証拠がないとして、その使用を控えるよう警告しています(Inquirer、2020年)。

さらに、フィリピンが直面している最大の課題の一つは、医療分野の問題に関する政府の指導力不足と、健康危機に対する後手後手の対応です。パンデミックが始まって以来、多くの医療従事者が、政府機関が策定した政策について懸念を表明してきました。特に、感染率を最小限に抑えるための先を見越した危機管理計画を持たずに、施設を突然再開することに懸念を抱いていました。しかし、政府は経済を活性化させるために、入国規制緩和などの計画を進めました(Lau、2021年)。今年だけでも、確認された患者が急激に増加したため、何度も地域の隔離をしなければなりませんでした(Rappler、2021年; Tantuco、2021年; 在フィリピン米国大使館、2021年)。

経済的な目的で施設を再開することは理解できますが、実施された指令には、例えば以前はフェイスシールドの使用が義務づけていたことがありますが、米国疾病予防管理センター(CDC)でも推奨していないタイプのフェイスプロテクションでした(CDC、2021年)。これは、一般市民に混乱を招いただけでなく、ワクチンを接種していない人々を「歩く新型コロナワクチン感染症拡散者」と呼んで差別的な傾向を助長しました(Devio、Magnahoy、2021年; Hallare、2021年; Teodoro、2021年)。フェイスシールドをマスクと組み合わせて使用しても、エアロゾル感染に対する有意な改善は見られないという科学的証拠があるにもかかわらず実施されました(Verma他、2020年; Salimnia他、2021年)。フェイスシールドはウイルスの空気中の粒子によって汚染される可能性があり、その結果、SARS−CoV−2の感染リスクを高めるのではないかとさえ推測されています(CNN、2021年)。

また、入院患者数の大幅な増加に伴い、医療従事者の疲労と士気の低下が顕著になっていると言われています。多くの過重労働の看護師が抗議行動を起こし、政府が約束した手当や補償がこの9月にもらえなければ、健康危機の中で大量辞職を申し出ると脅しています(Baron、2021年; CNN、2021年; Velasco、2021年)。確かに、現行の計画と政策は、公平な立場の健康専門家と相談して、さらに修正する必要があります。

対策

パンデミックの発生以来、施設の再開に関する安全指令や政策が変更されてきました。その中には、a)フェイスシールドの使用義務、b)アルフレスコ(「屋外」)での食事、c)輸送の許容定員の50%、d)年齢に関する制限、などがあります。また、これらの方針は確かに感染率を出来る限り少なくすることはできますが、積極的な動き(すなわち、定期的な集団検診やワクチンの平等な配布など)がなければ、これらの対策は不十分であることも否めません。Mendozaらが書いた関連論文(2021年)では、1回の検査で陰性結果が出たという誤った自信が感染拡大につながった可能性があると述べており、陰性結果が出た後の自己満足が大きな要因であるとしています。

世界的に見ても最も長く厳しいロックダウンの一つが行われていると既に言われていますが(Hapal、2021年)、フィリピンでは様々な地域で依然としてロックダウンが行われています。この問題を解決するために、政府は最近、「粒上のロックダウン」と呼ばれる新しい医療制度を制定しました。この制度は、「地方自治体単位で危険地域と認定された地域に対するマイクロレベルの隔離で、警戒レベルに関係なく宣言できる」、つまり「局所的なロックダウン」と定義されています(IATF、2021年)。この戦略により、都市や町の長は、新たな警戒レベルシステムのガイドラインに従って、バランガイ(フィリピンの都市と町を構成する最小の地方自治単位)レベルでロックダウンを実施する権限を持つことになりました。これは現在、首都圏で試験的に実施されています(PNA、2021年)。

経済的な援助については、多くの住民や労働者グループがまだ不十分だと感じています(Cantos、2021年)。注目すべきなのは、地域隔離強化地域(EQC)の住民のみが支援金(1世帯あたり最大約100米ドル、14日間有効)を受け取る資格があったことです。高いインフレ率のため、この金額では5人家族の1週間分にもなりません。さらに、「バブル」内の(強化されたコミュニティー隔離措置地域の)人々全員が支援を受けているわけではなく、私たち個人も地方自治体からの支援を受けていませんでした。このような政策により、多くの人が病気になることを恐れながら労働を強いられています。

この原稿を書いている時点では、政府が提供する綿棒検査の枠はまだ非常に限られています。民間の企業や事務所では、従業員が仕事を再開する前にRT−PCRの結果が陰性であることを要求するようになったため、人々は自分で検査を行うことになり、さらなる経済的負担を強いられることになりました。

教育

フィリピンは、パンデミックの中で再開しなかった「東南アジアで唯一の国」だと言われています(Inquirer、2021年)。フィリピンの2021年から2022年の学校年度では、教育省(DepEd)は依然として対面式の授業を禁止しています(教育省、 2021年)。パンデミックへの対応として開発された基礎教育−学習継続計画(BE−LCP)は、学生の遠隔学習のために教育省が提供する主要な取り組みです。

新しい正常な環境で質の高い教育を提供することを目的として、BE−LCPでは、自己学習モジュールを全国に配布します。このモジュールは、モジュール、テレビ、ラジオを使う指導、その混合そしてオンラインの代替学習様式と統合しています(教育省、2020年)。教育省が開始するその他のプログラムには、代替学習システム(ALS)、Brigada Eskwela、Oplan Balik Eskwela、公共教育ネットワーク、コンピューター化プログラムなどがあります(教育省、2021年)。

それにもかかわらず、この国はまだ遅れていると言われています。コミュニケーションの問題(インターネットや機器の利用可能性)、(親や教師による)生徒の監督の難しさ、経済的理由による生徒の離脱、学習に適した環境や技術的能力の欠如、精神的健康の問題などが、フィリピンの生徒、特に地方出身者が抱える共通のハードルとなっています(Inquirer、2021年)。これらの課題に対するフィリピン人生徒の共通の戦略は、リソースの管理と活用、助けを求めること、技術的適性の向上、時間管理、学習環境のコントロールなどです(Barrot他、2021年)。

ワクチン接種プログラム

フィリピンでのワクチン展開は、まだ初期段階にあります。2021年3月から新型コロナウイルス感染症に対するワクチン(CoronaVac、中国シノバック)の最初のバッチが国内に到着しており、当初の投与数は60万回分に達すると報告されていました(VOA News、2021年)。これに続いて、アストラゼネカ・オックスフォード大学(AZN)、ファイザー・バイオンテック、ジョンソン・アンド・ジョンソン/ヤンセン(J&J)、モデルナの各メーカーから何百万回分ものワクチンが寄付されました。2021年9月13日現在、国内最大のワクチン備蓄量はシノバックで3,300万回分以上、これにAZN(940万回分)、ファイザー(580万回分)、モデルナ(430万回部)、J&J(320万回分)、シノファーム(110万回分)が続き、最後にスプートニクV(ガマレーヤ)が38万回分となっています(Rappler、2021年)。

ワクチンの到着後、監督機関は以下のような優先順位を提案しました。優先適格者A(第一線の医療サービスに従事する人、すべての高齢者、合併症のある人、制服を着た職員や貧困層などの重要部門の第一線の人)、優先適格者B(教師、ソーシャルワーカー、公務員など)、優先適格者C(前のグループに含まれないその他のフィリピン人)(保健省、2021年)。まだ供給数に限りがありますが、登録されている居住者は、できる時に新型コロナ感染症の無料接種をすることが勧められています。当初、政府は2021年末までに国内人口の70%にワクチンを接種することを目標としていました。しかし、デルタ変異株のため、接種率は90%に引き上げられ、18歳以下の人へのワクチン投与も含まれるようになりました(Rappler、2021年)。現在までに、1,700万人以上が新型コロナウイルス感染症の完全な予防接種を受けており(当初の対象者の22%)、2,200万人が1回目の接種を受けています(ABS−CBN News、2021年)。

ワクチン接種が開始されてから6ヶ月が経過し、ワクチン(特にシノバック)の効果が「薄れてきている」という懸念や、ブースターの使用についての報告が増えてきました(Business World、2021年; CNN、2021年)。しかし、フィリピンの政権は、これについて未だに明確な決定や提案をしていません(PNA、2021年)。

レジリエンシーの美化

「フィリピン人のレジリエンシー」は、フィリピン人のトレードマークとして知られています。レジリエンシーとは、困難から素早く立ち直り、人生の苦難に対処する能力のことを言います。しかし、この言葉は、政治家が失政を隠すために悪用されてきました。人々は、「私たちはフィリピン人だから、何があっても落ち込むことはない」という理由で、危機に瀕しても不屈の精神と回復力を持ち続けるべきだという考えに慣れています。これは明らかに、権力者ではなく、個人に苦しみを背負わせるレジリエンスを美化しています(Molina、2021年)。

社会的、経済的に悪影響を及ぼすだけでなく、このパンデミックは明らかに私たちの精神的肉体的な健康に大きな影響を与えています。特権階級の視点で見れば、この状況が家族の結びつきを強めたとも言えるし、この状況が思い切って個性を広げる新しいアイデアを彼らに与えたとも言えます。しかし、これは決して国民の大多数が感じたこと、つまり生活の質の著しい低下を反映したものではありません(Marquez、2020年)。高いインフレ率(PSA、2021年)の国で、新型コロナウイルス感染症に感染するのではないかという不安を常に抱えながら、失業するという負担は単純には考えられません。本当に、私たちの生活が何年にもわたってどのように変化してきたかを説明するには言葉が足りません。ほとんどは適応できるものですが、私たちの成長や発展のためのものではありません。このパンデミックの状況が明らかにした「ポジティブ」なことがあるとすれば、それは健康(それに限らず)を目的とした政府資金の「異例な支出」でなければならないでしょう(CNN、2021年; Porcala、2021年)。

新型コロナウィルス感染症のワクチン投与のために仕切られるカガヤンの住民
地方政府の部署からの資金援助の順番を待つための住民で混雑
ラグナの病院が、新型コロナウィルス感染症患者の隔離は満床と表示している。
参考資料

ABS−CBN News、2021年
フィリピンでは1,700万人が新型コロナウイルス感染症の予防接種を受けている。 入手先:https://news.abs-cbn.com/news/09/14/21/17-million-now-fully-vaccinated-vs-covid-19-in-ph

ABS−CBN News、2021年
Ospital ng Sampaloc(マニラの公立病院)が新型コロナウイルス感染症患者の受け入れを中止 入手先:https://news.abs-cbn.com/news/08/30/21/ospital-ng-sampaloc-to-stop-admitting-covid-19-patients

Baron G、2021年
PGHのボランティア医師10名が辞職-広報担当 入手先:https://mb.com.ph/2021/09/09/10-volunteer-doctors-in-pgh-resign-spox/

Barrot, J.S.、Llenares I.I.、del Rosario L.S
パンデミック時の学生のオンライン学習における課題とその対処法:フィリピンの場合 Educ Inf Technol (2021年) :https://doi.org/10.1007/s10639-021-10589-x

BusinessWorld、2021年
シノバクの新型コロナウイルス感染症の注射による抗体は6ヶ月後に薄れる、ブースターが有効であるという研究結果が出ている。 入手先:https://www.bworldonline.com/study-shows-antibodies-from-sinovacs-covid-19-shot-fade-after-6-months-booster-helps/

Cantos J、 2021年
「健康、労働グループは援助が不足」 入手先:https://www.philstar.com/pilipino-star-ngayon/bansa/2021/09/04/2124707/health-labor-groups-nakulangan-sa-ayuda

CDC、2021年; 新型コロナウイルス感染症
入手先:https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/prevent-getting-sick/cloth-face-cover-guidance.html

CNN、2021年
PGHは、10人のボランティア医師が辞任した後、人手不足に取り組んでいる。 入手先:https://cnnphilippines.com/news/2021/9/9/PGH-volunteer-doctors-resign.html

CNN、2021年
フェイスシールドで新型コロナウイルス感染症の浮遊粒子を吸収できることがシミュレーションで判明。 入手先:https://cnnphilippines.com/news/2021/9/7/face-shield-simulation.html

CNN、2021年
新型コロナウイルス感染症患者へのイベルメクチンの使用については、まだ結論が出ていない。-医師会 入手先:https://cnnphilippines.com/news/2021/5/2/ivermectin-philippine-medical-association.html

CNN、2021年
PhilHealth(フィリピン健康保険)は、150億フィリピンペソの資金が不足しているわけではなく、98%はすでに「清算」されていると主張している。 入手先:https://www.cnnphilippines.com/news/2021/4/3/philhealth-15-billion-funds-98--liquidated.html

CNN, 2021年
シノバックワクチンの対デルタ株の有効性は6か月後に「衰える」-専門家 入手先:https://cnnphilippines.com/news/2021/8/30/sinovac-delta-wanes-six-months.html

Devio L、Maghanoy CC、2021年
ワクチンを受けていない人は差別を受ける可能性があると政府は警告した。 入手先:https://www.manilatimes.net/2021/07/31/news/national/unvaccinated-could-face-discrimination-govt-warned/1809132

教育省、2020年
モジュール式学習はCL学習者に好まれる;教育省は教育の新常識として自己学習モジュールを用意
入手先: https://region3.deped.gov.ph/modular-learning-preferred-by-cl-learners-deped-prepares-self-learning-modules-for-educations-new-normal/

教育省、2021年
教育省が2021−2022学年度のガイドラインを発表、対面授業は引き続き禁止。 入手先:https://www.deped.gov.ph/2021/08/09/deped-issues-guidelines-for-sy-2021-2022-face-to-face-classes-still-prohibited/

保健省、2021年−保健省広報 ♯551
入手先: https://doh.gov.ph/covid19casebulletin551

保健省、2021年−新型コロナウイルス感染症追跡
入手先:https://doh.gov.ph/covid19tracker

保健省、2021年、省覚書No.2020−0381
新型コロナウイルス感染症の疾患重症度分類と管理に関する暫定ガイドライン 入手先:https://doh.gov.ph/sites/default/files/health-update/dm2020-0381.pdf

科学技術省、2021年
新型コロナウイルス感染症の補助療法としてのバージンココナッツオイル。
入手先: https://www.dost.gov.ph/knowledge-resources/news/72-2021-news/2411-virgin-coconut-oil-as-adjunctive-therapy-for-covid-19.html

GMA News、2021年10月16日
タンクの供給が少ないため、マニラのバンバンでは酸素の詰め替えしかできません。
入手先: https://www.gmanetwork.com/news/news/metro/802209/due-to-low-supply-only-oxygen-refills-available-in-bambang-in-manila/story/

GMA News、2021年
6病院が新型コロナウイルス感染症に対するイベルメクチンの使用について温情許可を受けた-FDA
入手先: https://www.gmanetwork.com/news/news/nation/786286/6-hospitals-received-compassionate-permit-for-ivermectin-use-vs-covid-19-fda/story/

Hallare K、2021年
「混乱が強まる隔離」:Jonvic Remulla(カビテ州知事)は、政府の「絶えず変化する」強化されたコミュニティー隔離措置ルールについて混乱。
入手先: https://newsinfo.inquirer.net/1412970/enhanced-confusion-quarantine-cavite-governor-confused-over-national-governments-ever-changing-ecq-guidelines

Hapal, K(2021年)
フィリピンの新型コロナウイルス感染症への対応
Journal of Current Southeast Asian Affairs (現在の東南アジアの出来事ジャーナル), 40(2), 224–244. https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/1868103421994261

Inquirer(2020年)
保健省:"tuob"が新型コロナウイルス感染症の原因となるウイルスを殺せるという科学的根拠はない。 入手先:https://newsinfo.inquirer.net/1297449/doh-no-scientific-evidence-tuob-can-kill-virus-causing-covid-19

Inquirer(2021年)
新型コロナウイルス感染症治療薬としてのイベルメクチンのフィリピンの臨床試験を9月15日に開始。 入手先:https://newsinfo.inquirer.net/1482050/phs-clinical-trial-for-ivermectin-as-covid-19-treatment-to-start-on-sept-15

Inquirer(2021年)
パンデミックの中、フィリピンはリモート・ラーニング問題への対応が遅れている。 入手先:https://newsinfo.inquirer.net/1418185/ph-lags-behind-in-acting-on-remote-learning-problems-amid-pandemic

IATF、2021年
首都圏における新型コロナウイルス感染症対応のための警報レベルシステムの計画実施に関するガイドライン。 入手先:https://www.officialgazette.gov.ph/downloads/2021/09sep/20210913-Certified-Guidelines-for-Pilot-Areas.pdf

Lau E、2021年
フィリピンは、UAEとその他9カ国の渡航者に対する渡航禁止措置を解除へ。
入手先:
https://www.thenationalnews.com/travel/covid-19-travel/2021/09/04/philippines-to-lift-travel-ban-on-passengers-from-the-uae-and-nine-other-countries/

Marquez C、2020年
Inquirer、SWS:62%のフィリピン人が、過去12ヶ月間に生活の質が悪化したと回答。 入手先: https://newsinfo.inquirer.net/1374508/sws-62-filipinos-say-quality-of-life-worsened-in-the-past-12-months

Mendoza AM、dela Cruz MM、Gozum IA、Galang JF、2021年.
フィリピンでの大量検査と新型コロナウイルス感染症後の適切な検査行動の必要性。
Journal of Public Health (公衆衛生ジャーナル), 43(2):e348–e349 https://doi.org/10.1093/pubmed/fdab065

Molina C、2021年
Berkeley MDP:なぜフィリピン人はレジリエンスに抵抗があるのか 入手先:https://mdp.berkeley.edu/why-filipinos-resent-resilience/

PNA、2021年
IATFは、きめ細かいロックダウンに関する批准ガイドラインを発表しました。 入手先:https://www.pna.gov.ph/articles/1153434

PNA、2021年
ブースター接種は今のところまだノーです。保健省は2022年に向けて資金を配分します。 入手先:https://www.pna.gov.ph/articles/1151830

PNA、2021年
「Lianhua Qingwen」は登録されていますが、新型コロナウイルス感染症の薬としては登録されていません。 入手先:https://www.pna.gov.ph/articles/1135819

Porcala, D、2021年
PhilStar:特別危険手当の90億ペソの基金の異常性がむき出し 入手先:https://www.philstar.com/headlines/2021/08/11/2119075/p9-billion-fund-anomaly-special-risk-allowances-bared

PSA、2021年
要約インフレレポート消費者物価指数(2012=100):2021年8月 入手先:https://psa.gov.ph/statistics/survey/price/summary-inflation-report-consumer-price-index-2012100-august-2021

Rappler、2021年
新型コロナウイルス感染症の代替となる治療法を見逃していませんか? 入手先:https://www.rappler.com/newsbreak/in-depth/are-we-missing-out-on-alternative-treatments-for-covid-19

Rappler、2021年
写真:強化されたコミュニティー隔離措置3.0版のマニラ首都圏。 入手先:https://www.rappler.com/nation/photos-metro-manila-ecq-august-6-2021

Rappler 2021年
医療システムが「クラッシュ」していると、バコロド最大の新型コロナウイルス感染症施設の責任者は言います。 入手先:https://www.rappler.com/nation/health-hospital-system-crashing-says-head-largest-bacolod-covid-19-facility

Rappler 2021年
フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症の主流はデルタ変異株であることが判明-WHO 入手先:https://www.rappler.com/nation/who-says-delta-now-dominant-covid-19-variant-philippines-august-31-2021

Rappler 2021年
カガヤン・デ・オロでの新型コロナウイルス感染症患者の増加により、レムデシビルが不足し、高値で取引されている。 入手先:https://www.rappler.com/nation/cagayan-de-oro-rising-covid-19-cases-remdesivir-shortage-overpricing

Rappler 2021年
フィリピンは、新型コロナウイルス感染症の接種目標を人口の90%に引き上げる。 入手先:https://www.rappler.com/nation/philippines-raises-covid-19-vaccination-target-percentage-population

Rappler 2021年
追跡:フィリピンの新型コロナウイルス感染症ワクチンの配布。 入手先:https://www.rappler.com/newsbreak/data-documents/tracker-covid-19-vaccines-distribution-philippines

Reuters (2021年)
フィリピンではウイルス感染者が急増し、数百の病院が満床に近い状態になっている。 入手先:https://www.reuters.com/world/asia-pacific/hundreds-philippine-hospitals-near-full-capacity-virus-cases-surge-2021-08-09/

Salimnia, H.、Meyer, M. P.、Mitchell, R.、Fairfax, M. R., Gundel, A.、Guru, N.、Chopra, T. (2021年).
サージカルマスク、フェイスシールド、およびそれらの組み合わせによる保護効果を、会話シミュレーションで実証する実験モデル。
American journal of infection control(感染管理のアメリカンジャーナル), 49(4), 409–415. https://doi.org/10.1016/j.ajic.2021.01.012

Tantuco V、2021年
ラグナ州は、8月20日まで強化されたコミュニティー隔離措置にとどまる。 入手先:https://www.rappler.com/nation/laguna-under-ecq-until-august-20-2021

Teodoro LV、2021年
無秩序と混乱 入手先:https://www.bworldonline.com/disorder-and-confusion/

The Philippine Star、2021年
希少な新型コロナウイルス感染症治療薬の代替品が求められる。 入手先:https://www.philstar.com/headlines/2021/09/05/2124941/alternatives-scarce-covid-19-treatment-drug-sought

在フィリピン米国大使館、2021年
健康警報:強化されたコミュニティー隔離措置をNCR(マニラ首都圏)とその周辺地域に拡大(2021年4月4日) 入手先:https://ph.usembassy.gov/health-alert-ecq-extended-for-ncr-and-neighboring-areas-april-4-2021/

Velasco R、2021年
大量の辞職者が出て、病院の収容能力は依然として「高リスク」である。
入手先: https://interaksyon.philstar.com/politics-issues/2021/08/17/198274/mass-resignation-looms-as-hospital-capacity-at-still-high-risk/

Verma, S.、Dhanak, M.、Frankenfield, J、(2020年)
フェイスシールドとマスクの飛沫拡散を呼気弁を使って視覚化
Physics of Fluids(流体の物理), 32(9), 091701. https://doi.org/10.1063/5.0022968

VOA News、2021年
フィリピンは、新型コロナウイルス感染症ワクチンの第一陣をようやく受領。 入手先:https://www.voanews.com/a/covid-19-pandemic_philippines-finally-receives-first-batch-covid-19-vaccine/6202689.html

注)原文からの和訳はJSTによるものです。正確な表現やデータについては、英語原文をご参照ください。(原文はこちら