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活動報告(さくらサイエンス・ハイスクールプログラム) 第22号

さくらサイエンスハイスクールプログラム第5グループ
名古屋大学を訪問とノーベル賞受賞の益川先生との対談

 来日中の第5グループ(インド・ネパール・ブータン)の104人(引率者含む)は、2017年5月30日(火)、名古屋大学を訪問しました。まず、名古屋大学の概要や留学制度の説明があり、そのあと、2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授(名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長・特別教授)の講演となりました。

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入場される益川先生
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益川先生を笑顔で迎える高校生たち

 講演は理学部理学研究科長の杉山直教授との対談形式で進められました。講演には名古屋大学附属高校の生徒125人も参加し、ステージには益川先生、杉山先生、インド・ネパール・ブータンの高校生各1人、また、名古屋大学附属高校の生徒も1人登壇しました。

写真3
対談される益川先生、杉山先生、アジアの高校生たちと、名古屋大学附属高校の生徒

 益川先生は、名古屋大学におられた坂田昌一先生の元で素粒子論を研究したいという強い願いで必死に勉強して、入学することができたことにも触れました。「勉強」という言葉は、「気が進まないことを仕方なくする」という意味で、一方、ラテン語のStudiumは「熱心、集中して何かを進める」という意味なので、そのように学んでもらいたいと、高校生たちに励ましのメッセージを贈りました。

 ネパールの生徒からの「ノーベル賞は誰に捧げたいですか」という質問に対して、益川先生は、師事された坂田昌一先生の名前を挙げられました。この日、講演が開催されたホールも、坂田先生の名前が冠されていますが、益川先生が ノーベル賞受賞の際のインタビューで「坂田先生がノーベル賞をもらえなかったのは、弟子である私たちがだらしなかったからだ」と述べられたことも有名な話です。益川先生と坂田先生の深い師弟関係についても、アジアの高校生たちにとって印象的に響いた様子でした。

 最後に益川先生と記念撮影をしたあと、高校生たちは会場を後にしました。

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最後に記念撮影

 昼食後、一行は名古屋大学附属高校に移動し、日本文化に触れるひとときを持ちました。アジアの高校生たちは折り紙、茶道のお点前、琴の演奏などを体験しただけでなく、日本の高校生とも交流して仲良しになり、あちらこちらでスマホで写真撮影をして別れを惜しんでいました。

写真5
折り紙に挑戦
写真6
茶道について学びました

写真7
琴の演奏にもチャレンジ
写真8
最後に記念撮影

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