2017年度 活動レポート 第2グループ:静岡大学を訪問

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第6号

さくらサイエンスハイスクールプログラム第2グループ
インド・ベトナムの高校生117名が来日中!
4月19日は静岡大学を訪問しました。

前日のうちに名古屋から浜松に移動し、浜松市内で一泊した一行は、清々しい春の日差しをいっぱいにあびながら、静岡大学浜松キャンパスを訪問しました。

静岡大学のゆるキャラ、しずっぴーと一緒に

静岡大学長の挨拶、浜松市長からのご祝賀をいただいた後、今回来日したインド・ベトナムの優秀な高校生のために、「静岡大学アジアブリッジプログラム(ABP)」の紹介がありました。

ABPは、国際展開を進める静岡県企業、自治体と連携し、アジア諸国の架け橋として活躍が期待される人材の育成を目的として、静岡大学が行っているプログラムです。

アジア4カ国(インド、ベトナム、インドネシア、タイ)の外国人留学生を対象とした、アジアブリッジプログラム特別入学試験に合格した学生は、入学から大学生活、卒業後の就職までを一貫して支援されます。

首都圏と関西圏のちょうど中間に位置し、日本を代表するグローバル企業が集中する産業都市でありながらも、豊な自然との共存を実現している静岡の国立大学ならではの、魅力あふれるプログラムの内容に、インド・ベトナムの高校生は大変集中してメモをとりながら聴き入っていました。

その後、スズキ(株)による企業講演「スズキのものづくり」が行われました。スズキの生産拠点の多くはアジアにおかれ、特にインドでは、自動車市場のシェア第1位を獲得しています。高校生たちにとっても身近な大企業の講演は、大変興味深かったようです。

つづいて静岡大学教授による模擬授業「光技術について」「環境エネルギー技術について」を受講しました。さすがは理系を志す高校生。目を輝かせながら、専門的な講義内容に集中し、教授からの質問にも積極的に手をあげて答えていました。

手をあげて、積極的に質問に答えるインド・ベトナムの高校生たち
質問する高校生
質問する高校生
真剣に講義を聴く高校生
講演終了後にも積極的に質問する高校生
ABPプログラムについて質問する高校生

ランチは、静岡大学の留学生と交流しながらいただきました。インド、ベトナムからの留学生もたくさん参加し、高校生たちにとっては、先輩から直接、静岡大学でのキャンパスライフについて話を聞く、またとない機会となりました。

留学生と一緒にランチ交流

午後は、3つのグループに分かれて、それぞれ浜松ホトニクス(株)、ヤマハ発動機(株)、スズキ(株)を訪問しました。

スズキ(株)を訪問したグループは、「スズキ歴史館(SUZUKI PLAZA)」にて、スズキのものづくりの歴史を学びました。3Dシアターでは、自動車の生産工場課程をリアルな立体映像で体験することもできました。一行は、各フロアの展示物ひとつひとつに興味津々で見入っていました。

SUZUKIプラザ 3Dシアターにて
SUZUKI プラザにて
SUZUKIプラザにて
SUZUKIプラザにて
SUZUKIプラザにて
最後にミニカーのお土産をいただきました。