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活動報告(さくらサイエンス・ハイスクールプログラム) 第5号

さくらサイエンスハイスクールプログラム第2グループ
インド・ベトナムの高校生117名が来日中!
4月18日は名古屋市立向陽高等学校を訪問しました。

 ハイスクール第1グループの高校生が無事に帰国し、入れ替わりで、第2グループ(インド、ベトナムから117名)が来日中です。

 18日はSSG(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている、名古屋市立向陽高等学校を訪問しました。向陽高等学校は、ノーベル物理学賞を受賞された益川敏英先生の母校でもあります。今回は、本プログラムに合わせて益川先生との対談形式の講演会が実現することになり、科学者の卵でもある一行は胸を高鳴らせながら、東京から早朝の新幹線に乗って名古屋まで移動しました。

 名古屋駅から貸切バス4台に分乗し、ほぼ予定どおりに到着した一行は、全校生徒の拍手に迎えられ、体育館に入場しました。体育館では早速、歓迎会が行われ、校長先生の手品や、音楽部による素晴らしいパフォーマンスが披露されました。「母国の故郷を思いうかべながら聴いてください」という言葉とともに、合唱部が最後の曲目として演奏したのは、日本の歌「ふるさと」でした。大変、印象に残る演奏で、言葉の壁を越えた音楽の力により、会場全体が一体となった瞬間でした。


歓迎会のステージみつめるインドの高校生

 昼食は、各クラスの教室に分かれて、日本人の生徒と交流をしながらいただきました。この頃になると、お互いにすっかり打ち解けた雰囲気で、身振り手振りを交えた英語での会話を積極的に楽しんでいる様子でした。


日本の高校生と会話をするインドの高校生

インドの高校生


ベトナムの高校生

 午後からは、いよいよ益川先生の講演です。日本人生徒の皆さん、そして今回来日しているインド・ベトナムの高校生、双方にとって、ノーベル賞を受賞された先生のお話を直に伺うという、本当にまたとない機会になります。再度体育館に集合した一同は、ちょっとした緊張感をもって先生をお迎えしました。

 益川先生の講演は、先生の司会により対談形式で実施されました。
 向陽高校から1名、インド・ベトナムの生徒から各1名が壇上に用意された椅子に座り、益川先生に質問をしていきます。
「先生は休日もずっと物理一筋の高校生活だったのですか?」
「なにか困難なことにぶつかったときにはどのようにしていましたか?」


益川先生

益川先生に質問するベトナムの高校生

 益川先生のお答えは、高校時代の愉快なエピソードも交えながら、大変ユーモアに富んだものでした。しかし、その優しいお言葉のなかで生徒たちに伝えようされたことは、終始一貫していました。

 「心から物理が大好きだったから、何時間でも集中することができた。それがつらいと思ったことは一度もないし、それが努力だと思ったこともない。好きなことをずっと考えるのは楽しいことだし、普通のことです。皆さんも、本当に心から大好きだと思えることを見つけて、それに向かってぶつかっていってください。」 

 今日、先生からいただいたメッセージは、これからの時代を切り開いていく若者たちの胸に、深く刻み込まれたことと思います。


益川先生と一緒に記念撮影(インドの高校生)


益川先生と記念撮影(ベトナムの高校生)

 先生をお送りした後、日本・インド・ベトナムの生徒たちは、再び各クラスに分かれて、お茶会や、習字、折り紙、けん玉、とんとん相撲、フルーツバスケットなど、日本文化を紹介する様々なプログラムで、交流を深めていました。


折り紙を教えてもらうインドの高校生

とんとん相撲で交流するベトナムの高校生


まずは自己紹介から。
インドの高校生

習字で交流するベトナムの高校生


はしの使い方を練習するインドの高校生

平成29年度 活動報告