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活動報告(一般公募コース) 第418号

地域創生に生かす先端科学技術~タイ・ネーション大学との交流

福井工業大学からの報告

 2018年2月13日~2月20日にかけて、タイ王国ネーション大学より、教員2名、学生4名を招へいし、交流プログラムを実施しました。

<1日目>

 福井市が37年ぶりの大雪のなか、招へい者は、無事本学に到着することができました。今回の交流プログラムは「地域創生に生かす先端科学技術」と題し、ネーション大学と本学学生が交流しながらお互いの地域の創生のための方策を探ります。

写真1
豪雪の福井へ到着

<2日目>

 両大学が所在する福井県とタイ王国ランパーン県が抱える課題について整理し、問題点を明らかにするための相互紹介とディスカッションをしました。

写真2
ランパーン県と福井県の相互紹介

<3日目>

 大学の施設を使用して特別講義を行いました。午後は福井県工業技術センターに移動し、同センター企画支援室の飯島様より福井県の特徴的先端科学技術について講義をいただき、研究の現場を見学しました。特に機能性繊維、炭素繊維複合材について「最先端技術が地方にあるのですね!」との感想の声が上がりました。

<4日目>

 午前中は本学三寺教授が北陸新幹線延線予定の福井駅周辺の見学や、市内の路面電車に乗車して、福井市の“まちづくり”について解説をおこないました。

 午後からは本学谷脇教授、福井県総合政策部平林様、JR東日本覺井福井支店長から講義をいただきました。その後日本ピーエス菅原副所長より最新の高架橋建設PC工法について講義をいただきました。大雪の影響で見学は中止となっていましたが、ご厚意により北陸新幹線の高架橋工事現場を見学させていただきました。新しい技術により福井の街はどう変わっていくのか、このワークショップで学生たちは多くの収穫を得たようです。

写真3
北陸新幹線高架橋工事現場見学
写真4
路面電車に乗りながら都市機能を学習

<5日目>

 本学中城教授から講義を頂いた後、衛生との通信を行う本拠地「あわらキャンパス」へ移動し「人工衛星の技術をどう地方再生に活用するか?」というテーマでワークショップを行いました。学生たちは約30ものアイデアを披露しました。学生たちはそれぞれの発想力をフル活用し先端技術の応用について考える機会を得ました。

写真5
あわらキャンパス パラボラアンテナ見学
写真6
ワークショップ「人工衛星の活用」

<6日目>

 今日までのプログラムから新たなランパーン県、福井県を生み出す「地域創生と先端科学技術」について考えをまとめました。

写真7
成果発表に向けてディスカッション

<7日目>

 成果発表を行いました。ランパーン県と福井県が共通して持つ問題は、高齢化と産業育成で、日本の先端科学技術をどう活用するのかを学生たちが発表しました。「高速鉄道を用いた婚活」「人工衛星を用いてパイナップルをブランディング」等、学生たちのフレッシュなアイデアの提案がなされました。

写真8
第4回ジョイントシンポジウム
さくらサイエンスプラン成果発表
写真9
第4回ジョイントシンポジウム
成果発表を終えて

写真10
さくらサイエンスプラン修了証書授与式にて

<8日目>

 招へい者が東京へ移動の際、福井駅に本学の学生たちが見送りに集まり、いっしょにプログラムに取り組んだ仲間との別れを惜しみました。1週間という時間は彼らにとって本当に得難い貴重なものになったと思います。

平成29年度 活動報告