さくらサイエンスプランHOME > 活動報告 > 平成29年度 > 一般公募コース > 第259号

[本文]

活動報告(一般公募コース) 第259号

環境と調和した持続発展のための社会環境工学・自動車工学研究の視察

名古屋大学国際教育交流センターからの報告

 中国・同済大学より2017年10月16日(月)~10月22日(日)の日程で、学部生9名と引率教員1名を招へいしました。

<初日>

 オリエンテーションとキャンパス・ツアーを実施し、また夜には歓迎会を行いました。関係教職員やプログラムをサポートしてくれた本学学生と参加学生の精神的な距離を縮めることができました。

写真1
オリエンテーションの様子

<2日目>

 午前中に本学内のノーベル賞受賞記念施設を視察した後、午後はトヨタ・ハブリッド車開発に関わった寺谷達夫氏(本学出身者)の英語による講義を受け、その後環境学研究科都市環境学専攻谷川 寛樹教授並びに工学研究科機械システム工学専攻水野 幸治教授の研究室訪問を行いました。

写真2
講演者トヨタ元技術者寺谷達夫氏との集合写真
(中央・寺谷氏、前列左から2人目引率のWANG Jingjing(王京晶)氏、右端:実施責任者)

<3日目>

 トヨタ自動車の工場見学にて、自動車組み立て及びロボット溶接工程の最新技術を学びました。午後に名古屋大学に戻って、瀧本藤夫 教授による工学研究科大学院講義・「自動車工学特論」を聴講しました。

写真3
工場見学前のトヨタ会館視察・水素燃料電池車MIRAIを囲んで
写真4
大学院講義・瀧本藤夫教授・自動車工学特論の聴講

<4日目>

 午前中に環境学研究科大学院講義「環境産業システム論」にてサントリーホールディングス㈱鈴木健講師の英語による講義を聴講し、午後には未来社会創造機構 グリーンモビリティ連携研究領域・環境学研究科森川高行研究室見学の後、未来社会創造機構 グリーンモビリティ連携研究領域の車両実証実験室を訪問し、原口 哲之理教授による説明を受け、最先端の運転シミュレータを体験することができました。

 この後さらに、2グループに分かれて、未来材料・システム研究所システム創成部門片山新太教授研究室と工学研究科 機械システム工学専攻鈴木達也教授研究室を見学しました。

写真5
森川高行研究室訪問
(左端、同済大学出身の同研究室 宮 磊研究員)
写真6
車両実証実験室における運転シミュレータの体験の様子
(説明者:原口 哲之理教授)

<5日目>

 午前中に環境学研究科大学院講義「持続可能性と環境学」の中村晋一郎・工学研究科土木工学専攻講師による英語による「水災害のその歴史」の授業を聴講し、午後は名古屋大学減災館を訪問して、工学研究科 LELEITO Emanuel 講師による説明を受けた後、 「環境と調和した持続発展のための社会環境工学・自動車工学研究の行方」というテーマの総合討論を行い、9名の学生参加者全員がそれぞれの専門分野に沿った形で発表をしました。

 本学の大学院生や研究員にも討論に参加してもらい、鋭い質問と熱意のこもった回答の応酬が繰り広げられました。同日夜にフェアウェルパーティーおよび修了証書授与式を執り行いましたが、どの学生も満面の笑みを浮かべていた様子が非常に印象的でした。

写真7
総合討論における参加者のプレゼンテーション

<最終日>

 本学学生との交流および名古屋の文化に触れてもらう機会として、本学学生とともに名古屋城や市内の施設へ出かけ、楽しいひとときを過ごし、名残を惜しみつつ翌7日目に全員が帰国の途につきました。

 限られた期間ではありましたが、プログラム修了後のアンケートにて学生達にとって非常に学びの多い充実した1週間であった様子が伝わってきました。貴重な機会をご提供いただきました、さくらサイエンスプランに心より感謝申し上げます。

平成29年度 活動報告