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活動報告(一般公募コース) 第258号

バングラデシュの若者が熊本で科学分野の先端研究を体験

熊本大学大学院自然科学研究科物質生命化学専攻 超分子化学ラボからの報告

 2017年11月12日から11月20日の9日間、バングラデシュ人民共和国のダッカ大学(5名)、ノアカリ科学技術大学(2名)、バングラデシュ原子力委員会(2名)から若手研究者9名(教員5名、研究員2名、大学院生2名)を招へいし、化学分野、特に超分子化学に関する先端研究の紹介と地域民間企業でのものづくり技術の見学、本学若手研究者・学生との交流を目的として、熊本大学超分子化学ラボにおいて、研修および体験プログラムを実施しました。

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福岡空港でお迎えの様子

<研修プログラム>

 先端科学講義では、本学の教員に超分子化学、材料化学、光化学などの分野における最先端研究について講義を行っていただくとともに、ダッカ大学の若手教員、バングラデシュ原子力委員会および本学の若手研究員にご講演いただきました。

写真2
熊本大学の教員による講義の様子

 また、バングラデシュと各大学や所属機関について紹介していただきました。熊本大学の大学院生、学部生も多数参加した講演会となり、バングラデシュにおける先端分野の研究を知る事のできる良い機会となりました。さらに、ラボツアーを実施し、様々な合成装置、先端分析機器を見学していただきました。講義や装置説明を熱心に聴いている姿が印象強く、科学への興味が溢れているように感じました。

 本学の大学院生、大学生を交えた英語でのショートプレゼンやグループディスカッションでは、双方の若手研究者、学生にとって研究交流、学術交流の相互に刺激を受ける良い機会となったのではないかと思います。日本人学生にとっては、英語でのコミュニケーションということもあり苦戦したとは思いますが、活気ある雰囲気でディスカッションを行うことができました。

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若手研究者・学生のグループディスカッションの様子
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物質生命化学科棟エントランスにて

<体験プログラム>

 体験プログラムでは、熊本県内の公的研究機関や化学関連の民間企業の見学を行いました。県内の研究・開発拠点である熊本県産業技術センターを訪問、見学するとともに、同センターが中心となって熊本地域で推進されているJST地域イノベーションプログラムについても説明を受けました。

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熊本県産業技術センターでのプロジェクト・設備紹介の様子

 また、メッキ・表面処理関連、ポリマーフィルム関連、機能性モノマー関連、飲料・食品関連のメーカーなどを訪問しました。日本の最先端技術について学ぶとともに、メーカーの環境問題への取り組みについて、多くのことを学んでいただけたようです。

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化学メーカー工場でのエントランスにて

 週末には、熊本市内や阿蘇エリアの国立公園での自然、文化体験ツアーを実施しました。ハードなスケジュールでしたが、終始笑顔が絶えず、熊本の自然や歴史を楽しみながら学んでいる様子でした。熊本の豊かな自然や風土、歴史に触れる体験は非常に興味深かったようです。また、熊本城や熊本大学の修復等を含め熊本地震からの復興の様子も見学していただく機会がありました。

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城彩苑(熊本城)で忍者と遭遇
写真8
水前寺成趣園にて

写真9
阿蘇での自然体験活動の様子

 本プログラムを実施するにあたり、ご協力いただきました本学の教職員の皆様ならびに国際交流に積極的に参加してもらった本学の若手研究者、大学院生に感謝いたします。また、多大なご支援をいただきました、さくらサイエンスプランに深く感謝いたします。

写真10
フェアウェルパーティー会場にて

平成29年度 活動報告