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活動報告(一般公募コース) 第252号

中国青島市のロボット分野研究従事者との交流プログラム

国際産学研促進会からの報告

 (一社)国際産学研促進会は、中国青島市科学技術局の協力の下、ロボット分野の研究に従事し新たな技術に興味を抱く若い研究者を10名選抜し、2017年12月4日~12月11日の日程で福岡県内の4つの大学の6つの研究室を訪問し、交流活動を行いました。

 訪問を受け入れて下さった先生方は次の通りです。

・九州大学大学院工学研究院機械工学部門 山本元司教授

・九州大学大学院工学研究院システム情報科学研究院 倉爪亮教授

・九州産業大学理工学部機械工学科 榊泰輔教授、鶴田和寛教授、牛見宣博教授、村上剛司教授
(九州産業大学では4名の先生方が合同で対応して下さいました)

・福岡工業大学工学部電子情報工学科 盧存偉教授

・九州工業大学情報工学研究院 林英治教授、大竹博准教授

 様々な切り口から行われているロボット技術の研究の現場を視察させて頂きました。ロボットの動作制御、センサー、音声認識、視覚情報処理、介護への応用や人間との共生など、どれも興味深い内容であり、実は人の暮らしに深くかかわる(または近い将来そうなる)技術ばかりでした。どの研究室も非常にリラックスした雰囲気で受け入れて下さり、訪日メンバーは気軽に質問をすることもできました。複数の研究室を訪問したことで各大学の特色を比較することもでき、大学ごとの取り組みなども理解できました。

写真1
九州産業大学で説明に興味を示すメンバー
写真2
福岡工業大学盧存偉研究室で説明を受ける様子

写真3
九州大学の実験スペース(ビッグセンサーボックス)にて
(モニターディスプレイ左が倉爪教授)

また、日本の文化と福岡県、福岡市の都市の実情についても理解してもらえるよう、主要な商業施設3か所(博多駅ビル、天神地下街、キャナルシティ博多)を比較しながら見学し、新しくできた福岡市科学館見学や福岡市防災センターで地震体験、消火体験、強風体験も行いました。また九州工業大学を訪問した帰りに、NHKの朝ドラ「花子とアン」でも描かれた白蓮と炭鉱王伊藤伝衛門が住んでいた旧伊藤伝衛門邸も見学しました。

写真4
福岡市防災センターで消火体験

 もちろん九州国立博物館や太宰府天満宮も訪れ、歴史的に見た九州の位置づけも学びました。 訪日メンバーは福岡に対して「安全、清潔で、食べ物がおいしい、住みやすいところ」という印象を持ったと話してくれました。特に「白ご飯が甘みがあっておいしい!」そうです。

「地方都市ながら最先端の研究を行う研究機関があり、生活しやすい環境が整った街―福岡」において8日間に渡って参加した交流プログラムは、訪日メンバーの日本への更なる理解を促すことができたと思います。更には将来的な共同研究や留学へつなげることができると期待しています!

平成29年度 活動報告