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活動報告(一般公募コース) 第65号

日本留学への夢が膨らむ、日・印研究交流!

静岡大学教授 早川泰弘さんからの報告

静岡大学とインド国スリ・ラマサミー・メモリアル大学(SRM大学)は、大学間協定と博士ダブルデグリー協定を締結しています。

 両大学の教員、研究者、学生の交流をさらに促進するために、平成27年度、平成28年度に引き続き、平成29年9月10日(日)から9月16日(土)の7日間、さくらサイエンスプランを利用して学生10名(学部生3名、修士5名、博士2名)とD.Nisha先生を招へいしました。

<9月11日>

 早川が日程、注意事項などのガイダンスをした後、鈴木・脇谷研究室でナノ材料合成技術の説明、ミゼイキス研究室でプラズモン、川田工学部長室で工学部の活動内容の紹介をしていただきました。その後、川田研究室の蛍光顕微鏡システムとバイオ材料の培養施設を見学しました。

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脇谷研究室見学

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ミゼイキス研究室見学

<9月12日>

 高柳記念未来技術創造館で、高柳健次郎先生が開発したテレビジョンシステムの歴史と装置、静岡大学における最近のイメージング研究の成果を見学しました。

写真3
高柳記念未来技術創造館見学

 その後アジアブリッジプログラ厶を推進しているグローバル企画推進室(梶野先生)と国際交流センター(袴田先生、ライアン先生)で、静岡大学の国際交流活動について説明を受けました。

 午後は青木・小池研究室で放射線検出器の説明とAnsinベンチャー会社の製品を見せていただきました。原創造技術大学院長(博士課程)・小南研究室では窒化ガリウム系ナノ結晶合成と蛍光体研究、池田研究室では熱電材料の開発について説明を受けました。

写真4
池田研究室見学

<9月13日>

 学生ワークショップを開催しました。20名が研究発表を行いました。研究内容は、太陽電池、燃料電池、触媒、センサーなどに関するもので、学生たちによる活発な意見討論が行われました。

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写真6

学生ワークショップで講演2

<9月14日>

 間瀬研究室でナノバブル利用材料合成技術、立岡研究室でシリサイドナノワイヤ材料、齋藤研究室で流体その場観察、猪川研究室で表面プラズモンアンテナに関する研究成果の紹介と装置見学、近藤研究室で表面波を利用したセンサーの見学を行いました。早川・志村研究室では、国際宇宙ステーション実験、太陽電池材料、熱電材料とバイオイメージング材料の合成などの研究内容を紹介しました。

写真7
根尾研究室見学

<9月15日>

 竜ヶ岩洞の鍾乳洞を見学し、日本の自然を堪能しました。また、NHK大河ドラマで放映している”女城主景虎”ゆかりの寺、方広寺を見学し、歴史の一旦に触れました。

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方広寺訪問

 午後は、スズキ歴史館を訪問し、自動二論や自動車開発の歴史や生産方法を学びました。インド国にはスズキ(株)との合弁企業マルチスズキ(株)があり、数箇所に生産工場があります。日本から進出している自動社会社も多く、彼らは、自動車の生産過程のビデオや展示を見て、感激しておりました。

写真9
スズキ歴史館を訪問

 さくらサイエンスプランは、海外の学生や教員との交流を深める大変良い制度です。引率で来日されたD.Nisha先生や学生からもたいへん好評でした。来年静岡大学に入学したいとの希望をもつ学生もおり、来日した学生にとってたいへん有効な経験になったと思います。学生交流の他に国際共同研究もさらに促進できると考えられます。

写真10
創造科学技術大学院前にて集合写真集合

★Nisha先生の感想

I was greatly fascinated by the ongoing research activity at various laboratories here. Exposure to cutting -edge researches has highly motivated me and my students. This event has helped the students to choose their research field and has inspired the students to go for device fabrication. The Japanese culture has greatly influenced me. Respect for others, self-discipline, cleanliness and their patriotism is highly appreciable. Lastly, I salute JST for the Sakura Science Exchange Program and Shizuoka University for the colaboration with SRM University. Personally I feel that such programs should be organized frequently for the betterment of humanity. Hats off to the hospitality and the care taken by Prof. Y. Hayakawa. He was there with us throughout the program. I thank him and his group for their care and concern. 

平成29年度 活動報告