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活動報告(公募計画コース) 第276号

「アジアの現在の環境問題を考える」
北九州市の取組みから学ぶ未来創造型グリーンイノベーション研修

九州工業大学大学院生命体工学研究科 前田憲成さんからの報告

 2016年12月11日~20日の10日間、インドネシアの北スマトラ大学から教員1名、インドネシアのスワダヤグヌンジャティ大学から大学生1名、マレーシア国立大学から大学院生1名、ベトナム科学技術アカデミー環境技術研究所から研究員1名、国立台湾科技大学から大学生2名、合計6名を招へいし、本プログラムを実施しました。

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前田憲成准教授が作成した活動プログラム

 本プログラムの目的は、経済発展が進んでいるアジア地域で、将来より深刻化すると考えられる環境汚染問題に対して、アジア諸国で将来に向けてどのように取り組むべきか議論を交わし、将来の持続的な地球環境保全に必要な取組みや技術開発などを創造することでした。

 そのため、過去に重度な環境汚染を克服し、環境と経済を両立した「グリーン成長モデル都市」として経済協力開発機構に認定された、北九州市での過去から現在までの取り組み、北九州市の発展を支えてきた企業での環境保全・エコに関する取組み、および北九州市内の大学(九州工業大学と北九州市立大学)での最新の環境技術・社会技術に関する取組みを学ぶ研修を行い、それらの研修から修学したことを含めて、各グループによる討論を行い、現在の環境汚染問題の現状、今後必要な取組み、技術開発などに関して意見交換を行いました。

 具体的な活動としては、12月12日の午前中に、プログラム主担当者による概要説明とそれぞれの自己紹介を、そして午後には研究科内および北九州市立大学のいくつかの研究室の見学をいました。


オリエンテーションで自己紹介をしている様子(12月12日)
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前田憲成准教授による本活動の趣旨説明(12月12日)

 13日は北九州エコタウンセンターで、次世代エネルギーならびに自動車と空き缶のリサイクルに関する研修活動を行いました。

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北九州エコタウンで撮影した集合写真(12月13日)

 14日は北九州市日明地区において、午前中は下水処理施設と汚泥燃料化センターの見学、午後はゴミ処理施設の見学を行いました。

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北九州市ごみ処理場の見学後に撮影した集合写真(12月14日)

 15日の午前中は新日鐵住金(株)の八幡製鉄所の見学、同日午後は北九州市環境ミュージアムにて北九州における公害の歴史およびその克服の歴史、現在の取組みなどを学びました。

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北九州環境ミュージアムで北九州市の歴史について説明を聞いている様子(12月15日)

 16日は、午前中にTOTOミュージアムにてトイレの歴史と最新技術について、午後からは新小倉発電所において、北九州地区での電力発電の仕組みと環境への配慮などについて修学しました。

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TOTOミュージアム見学後に撮影した集合写真(12月16日)

 17日-18日は、本学で開催された国際シンポジウムSAES2016に参加し、招へい者のうち2名は研究成果を発表しました。

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SAES2016国際シンポジウムのワークショップ後に撮影した集合写真(12月18日)

 19日は、それぞれのグループでこのプログラムで学んだこと、および未来に必要な考え方ならびに技術について発表、および討論を行い、その後修了書授与および送別会を実施し、本プログラムの活動は無事に終了しました。

写真9
プログラム活動報告会で発表を聞いている様子(12月19日)

 本プログラムが進むにつれて、招へいした留学生同士、招へいした留学生と日本人学生同士が真に仲良くなって信頼関係が強くなっていることが日々感じ取れました。

 この連携と一体感は、今回の交流プログラムを通じて得られた掛け替えのないものです。本プログラムに参加した招へい者の皆さんも、また九州工業大学の日本人学生・留学生も、今回の貴重な経験で得たものを今後に活かしてほしいと願っています。

 最後に、本プログラム実施の機会を与えた頂いたさくらサイエンスプランの皆様、快く対応していただいた見学先の方々、そして本プログラムの実施を支えて頂いた本学のスタッフの皆さんに深く感謝申し上げます。

写真10
修了書授与式・送別会後に撮影した集合写真(研究科長およびプログラム実施担当者)

活動報告