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活動報告(公募計画コース) 第110号

港湾都市における建築・都市設計学に関する国際交流事業

神戸大学からの報告

 さくらサイエンスプランの支援を受けて、天津大学建築学院から教員1名、大学院生10名の計11名を招へいし、神戸大学工学研究科建築学専攻と天津大学建築学院の共同による建築と都市デザインに関する国際的な研究・教育プログラムの開発を目的とした国際交流事業を、11/6~14の9日間にわたり実施しました。本事業は都市デザインに関するワークショップと両大学の交流建築設計展の2つのプログラムで構成されています。

(1) 課題発見型の都市デザインワークショップの開催

 1日目の昼に関西国際空港に到着した天津大学ご一行を神戸大学工学部に案内し、夕方に神戸大学にて懇親会を行ないました。懇親会では、両大学の学生・教員の自己紹介と、パワーポイントによる神戸の都市の紹介を行ない、次の日から開始するワークショップを前に、メンバーが打ち解けることができました。

 2日目から6日目まで、「神戸港開港180年の都心ウォーターフロントをデザインせよ」という設計課題を課し、都市デザインに関するワークショップを神戸大学工学部内で実施しました。神戸大学教員2名(福岡孝則特命准教授、栗山尚子助教)、天津大学の胡一可副教授の指導のもとで、各グループ5人で構成される4つのグループが提案を行ないました。

 2日目の午前中には、課題説明と、神戸市職員による神戸市中心市街地の開発の動向やウォーターフロントの計画や施策に関するセミナーを実施しました。2日目の午後には、課題敷地である神戸市都心ウォーターフロントの現地調査を実施した後、本格的なグループワークを開始し、4日目の午前には中間講評会を実施しました。

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ワークショップの風景

 短期間での広い敷地での提案であったため、学生たちは毎日の長時間にわたる議論と作業を行ないました。提案パネルは7日目から設計展で展示され、8日目の設計展の講評会の場で、ワークショップでの提案の発表を行ないました。

写真2
設計展の展示風景

(2) 交流建築設計展の開催

 5日目から8日目の4日間に、KIITO(デザインクリエイティブセンター神戸)にて神戸大学・天津大学交流建築設計展を開催し、両大学の設計演習や卒業設計の優秀作品と、今回のワークショップの成果品が展示され、約150名が本設計展に訪れました。

写真3
ワークショップ提案の展示

 設計展の最終日に、講評者として、神戸大学教員(遠藤秀平教授、末包伸吾教授、槻橋修准教授、福岡孝則特命准教授)、天津大学教員(張頎院長、孔宇航副院長)、実務家の立場から、小幡剛也氏(竹中工務店大阪本店設計第3部長)、平田晃久氏(平田晃久建築設計事務所、京都大学准教授)、廣野研一氏(三菱地所関西副支店長)を迎え、展示作品についての講評会を行ないました。

写真4
設計展・講評会の様子

 短い期間にも関わらず、充実した交流を実施することができました。このような貴重な機会を与えていただいたさくらサイエンスプラン、本交流プログラムの構築や種々の手続き・調整に尽力していただいた天津大学建築学院の鄭穎副教授、本事業にご協力いただいた全ての方々に、心より御礼申し上げます。

写真5
集合写真

活動報告