2016年度 活動レポート 第2号:立命館大学情報理工学部

2016年度活動レポート(一般公募コース)第2号

インド・デリーの高校生が日本文化とIT技術の接点について学ぶ

立命館大学情報理工学部からの報告

立命館大学情報理工学部では、2016年6月18日から6月25日の間、インドのデリー・パブリック・スクール3校(アールケープラム校、ドゥワルカ校、マトゥーラ・ロード校)から総計で高校生10名、教員3名を招聘し、「日本型ITイノベーション体験:日本文化とIT技術の接点について」と題して、プログラムを実施しました。

このプログラムは、生徒達が様々な施設見学を通じて、日本の文化、そして日本の科学技術について見聞を広めながら、一方で、立命館大学情報理工学部で実施される日本文化とITを融合した研究を見学してもらおうと計画したものでした。

IT技術を駆使して自ら創作する体験型授業等を通じて、将来にわたって日印科学技術分野交流の担い手、特に日印のIT分野における架け橋となることを目指すような動機づけとなるようなプログラムを提供したいという目的でした。

立命館大学情報理工学部の展示型研究室にて、研究内容の説明を受けながら、京都の三大祭である祇園祭の山鉾シミュレーションに試乗する生徒達の様子。

日本文化については、東京の江戸東京博物館や京都の伝統的な施設の見学や織物工房での体験学習などを生徒たちは経験しました。ITをはじめとする日本の科学技術については、未来科学博物館やナレッジキャピタル(大阪)の訪問し、日本の最新の科学技術に触れました。

京都の織物工房での体験学習
うめきた・グランフロント大阪「ナレッジ・キャピタル」で。

立命館大学情報理工学部では、ITについての研究紹介やPBL学習を経験し、日本文化とIT技術の接点を感じてくれたことと思います。

立命館大学情報理工学部のミニPBL授業にて創作活動に励む生徒たちの様子。