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活動報告(さくらサイエンス・ハイスクールプログラム) 第19号

白川先生の実験教室に参加、インターナショナル・スクールの高校生も一緒に
高校生特別コース(第3グループ)

国立研究開発法人科学技術振興機構

 さくらサイエンスプランで日本を訪れている中国とシンガポールの高校生計60名は7月8日(水)午後、ノーベル化学賞受賞者の白川英樹先生の実験教室に参加しました。場所は芝浦工業大学豊洲キャンパスです。

 今回の実験教室には、アメリカンスクール・イン・ジャパン他、東京・横浜のインターナショナル・スクールの高校生たち21名も加わりました。これは芝浦工大がグローバル化に向けて4年前から実施しているサマー・インターンシップ・プログラムの日程が、ちょうどさくらサイエンスプランの日程と重なったため実現したものです。

 実験テーマは先回と同様「導電性プラスチックを作ろう!~プラスチックEL~への応用」です。
 最初に白川先生から導電性ポリマーを作るための原理が説明された後、6名程度の実験班に分かれ、そして芝浦工大・応用化学科の学生22名もティーチング・アシスタント(TA)として加わり、先生の指導のもと実験が行われました。
 この実験は、最後に電圧をかけて、EL素子が赤く光れば成功となります。実験室は成功の証である拍手と歓声があちこちであがりましたが、中にはどういうわけかうまくいかない生徒もいて、白川先生はその生徒が成功するまで熱心に指導をしていました。


導電性ポリマーについて解説する白川先生


ティーチング・アシスタントの芝浦工大の学生も熱心に指導



実験のやり方を真剣に聴く高校生たち


「うまく光るかな?」と白川先生も高校生たちと一緒に見守ります。



「赤く光って実験大成功!」白川先生も思わず拍手


白川先生にいろいろ質問する高校生たち



Q&Aの時間も設けてあるので、高校生たちは活発に質問します。


ティーチングアシスタントの大学生と記念撮影。
指導のお礼にプレゼントも渡しました。


 引率者のひとり、中国・山西省にあるShanxi Experimental Secondary School(山西省実験中学校)のZao 副校長は実験教室の感想を次のように語っています。
「このプログラムは実に良く考えられている。ノーベル賞受賞者に直接指導を受けることは、生徒たちを勇気付け、科学に対するモチベーションを高めてくれる。そして何よりも、ただ単に講義を聴くだけでなく、実際に生徒たちが実験に参加できることが素晴らしい」


中国からは5名の先生が生徒を引率してきました。

 最後に白川先生から「もっともっと科学を好きになってください」と励ましの言葉があり、約3時間にわたる実験教室は終了しました。


さくらサイエンスプランの創設者、沖村JST特別顧問も加わって白川先生と記念撮影

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