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活動報告(公募計画コース) 第187号

経済、芸術、文化などとの関わりを持った人間的活動としての科学技術を学ぶ
崇城大学からの報告

崇城大学

 崇城大学は、2016年2月14日から2月22日まで、インド国ケララ州ラジャギリ工業技術大学(送り出し機関)の学生8名・教員1名を招き、「科学技術、経済、芸術、文化、人と社会を横断的に捉える人間力豊かな人材の国際交流」(以下、本プログラム)を実施しました。

 本プログラムでは本学が持つ複数の学部学科を横断的に体験することで、科学技術を一元的に捉えるのではなく、経済、芸術、文化などとの関わりを持った人間的活動として扱うことを紹介し、我が国での学問、研究、及び、その後のキャリアパスに興味をもたせることを目的として、日本とアジアの架け橋となることのできる人間力豊かな人物の発掘を目指しました。

 初日は日曜日であったため福岡空港に到着後、新幹線で熊本に移動しました。インドの学生たちにとって新幹線に乗ることは日本での一大イベントであったようで、とてもワクワクしている様子でした。2日目は朝から大学内の施設を見学し、その後、ウェルカムセレモニーと昼食会を開催しました。


イオン噴射に関する説明を受ける

 昼食会では本学で国際交流や語学学習に取り組んでいるサークルの学生達が参加し、インドからの学生たちと交流しました。昼食会終了後も日本での生活やインドの文化などについて様々な意見交換をしていました。また、本学のよさこいサークルが演舞を披露しました。


昼食会の様子

よさこいサークルの学生たちと集合写真

 3日目は本学情報学部で行われている研究活動について紹介、質疑応答などを行いました。修士の学生による研究紹介や、ロボットの研究を行っている学生達との積極的な意見交換がなされました。また、本学の起業教育の一環として行われているベンチャー部の学生たちによるビジネスプラン発表に対しても様々な質問が行われました。


ベンチャー部の学生と記念撮影

ロボット研究に関する意見交換

 本学情報学部にある地域コミュニティブランド(SCB)放送局では、ラジオの収録体験を行いました。4日目は本学のエネルギーエレクトロニクス研究所(EE研)、芸術学部を訪問しました。EE研では数名の教授から先端研究の紹介を受け、理解の難しかったところなどを積極的に質問していました。


ラジオ収録体験の様子

 芸術学部では、彫刻、日本画、洋画、プロダクトデザイン、マンガ表現などの紹介がなされました。工学系の学生たちには珍しい内容が多く、とても興味深い様子でした。

 5日目からは学外での活動を行いました。この日は日本の文化体験を中心としたプログラムとして、着物を着て市内の観光名所である水前寺公園、熊本城などを訪問しました。また、ちかけん社において、お祭りなどで広く用いられている竹あかりの作成体験も行いました。


市内の文化見学を行いました

 6日目は熊本市内のベンチャーインキュベーション施設の見学、及び、VFX企業のRedot社、アパレルとITで新しい事業創出を行っているシタテル社を訪問しました。

 最後の2日間は、東京に移動し、科学未来館、浅草や秋葉原を訪問しました。また、博報堂アイ・スタジオ社では国内外で多くの賞を受賞したプロダクトに触れ、アイディアの発想法などを興味深く質問していました。


博報堂アイ・スタジオ社にて

 参加した学生たちからは、本学の研究内容に興味を持ち修士課程での留学を考えたい、日本で仕事をするにはどういった機関に問い合わせればよいのかなど、今後に繋がる意見が多く聞かれました。本学学生とも英語での交流を通してすぐに打ち解ける事ができたようで、とても楽しい体験だったとの評価でした。


電気自動車に試乗

 「さくらサイエンスプラン」によりこのような機会を持てたことに感謝するとともに、今後のさらなる交流に繋がる期待感を得ることができ、本プログラムが成功したことを実感しました。関係いただいたすべての皆様に深く感謝いたします。


プログラムが有意義に展開されて満足する学生たち

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