2015年度 活動レポート 第164号:芝浦工業大学

2015年度活動レポート(一般公募コース)第164号

インドの大学生と共に学び、活発化する国際交流
芝浦工業大学からの報告

芝浦工業大学

芝浦工業大学ではさくらサイエンスプログラムによる助成を受け、2015年11月22日~11月28日の期間で、インドのアナ大学より情報工学、機械工学、土木工学、を学ぶ学部生9名と引率者1名を招き、国際交流プログラムを実施しました。

日本に到着!

本プログラムは、招へい者の各分野に関連した研究室への訪問をはじめ、学長の講義、本学学生との交流、キャンパスツアー、浴衣の着付け等の日本文化体験、ロボットワークショップ、そして都内フィールドトリップにより構成されました。

一行は22日に来日し、翌日、プログラム開始となりました。まず、アナ大学一行は芝浦工業大学大宮キャンパスを訪れ、学長による講義を受けて超伝導研究に関する理解を深めました。その後ウェルカムパーティを行い、同世代の本学学生との国際交流を図ることが出来ました。

2日目:超伝導に関する講義

11月24日は芝浦工業大学豊洲キャンパスにてオリエンテーションを行った後、本学学生のアテンドでキャンパス内を見学しました。また、浴衣ワークショップでは自分自身で着付ける方法を学ぶなど、日本文化を実際に体験することが出来ました。

3日目:ラボツアー

25日は芝浦工業大学の芝浦キャンパスに赴き、ロボットワークショップを行いました。ロボットワークショップとは本学の教育・研究成果を地域社会に還元し、また学びの場を提供することを目的として開講している講座のひとつで、この日、招へい者はロボットを自ら作成し最後にコンペティションを行いました。

4日目:ロボットワークショップ

26日は本学学生の案内のもと都内見学を実施しました。午前は日本科学未来館を見学し、日本の技術に関する理解を深めました。午後にはスカイツリー、浅草を訪れ、学生間の親睦を深めると同時に、日本のまちづくり等の地域社会の情報を得ることが出来ました。

27日は本学の工学部電子工学科、材料工学科、電気工学科の研究室を見学し、教授や学生による説明を受けながら各研究室が追求する工学技術の概要を学びました。その後、招へい者の専門分野に関連した研究室へそれぞれ分かれ、各教授と質疑の時間を設けました。また、本プログラムの協力者が集まり、フェアウェルパーティを実施しました。

6日目:ラボツアー

さくらサイエンスプログラムに採択されたことで、本プログラムを通して、アナ大学との交流を開始することができました。今回の招へいを機に、今後、アナ大学との間で学生交換をはじめとした国際交流を活発化させていく予定にしています。

招へい者の感想

I had a great time visiting Shibaura Institute of Technology. Japanese culture, their disciplined nature and friendliness of the Shibaura students really impressed me. Besides, I was drawn towards the Applied Chemistry Laboratory that I visited.
I wish to work in the Applied Chemistry Lab of Shibaura Institute of Technology as a Research Intern as I 'm doing my under graduation degree in Chemical Engineering. The robotics Workshop and the Levitation experience was really enjoyable and exciting. I had real fun. On the whole, it was an exhilarating educational and cultural experience. I strongly believe that there is a lot to learn from Japanese people in terms of not just Technology but also hard work and discipline. I look forward to working with Shibaura Institute of Technology again very soon. Thank you for the wonderful experience. I am really grateful.